桜とさくらんぼの違いは?アメリカンチェリーとの相違点も解説!

桜とさくらんぼの違い
春になると、私たちの目を楽しませてくれる「桜の花」

その後初夏になると、今度は私たちの食を満たしてくれる「さくらんぼ」
どちらも楽しみですね。

ところで、見て楽しむさ桜の花が散った後、小さな「さくらんぼ」がなっているのを見たことはありませんか?

そして、道端に小さなそのさくらんぼが落ちているのを目にしたこともあるのではないでしょうか。

大きくならずに落ちてしまったのかなぁ…食べたかったなあ…

ちょっと待ってください。
見て楽しむ桜の木になるさくらの実は、あの赤い宝石という別名を持つ「さくらんぼ」と同じなのでしょうか。

ちょっと気になったので

  • 「桜」と「さくらんぼ」の違い
  • 「さくらんぼ」と「アメリカンチェリー」の相違点

について、お伝えします。

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桜とさくらんぼの違いは?

鑑賞用桜の実とさくらんぼの違いは?
鑑賞用の桜を、食用に改良したものがさくらんぼ。

じゃないですよ!

私は、かってにそんな風に思ってました・・・

鑑賞用の桜とさくらんぼの違いは

同じ桜でも、そもそも木の種類も歴史も違います。

桜の種類

  • 鑑賞用の代表的な桜➡ソメイヨシノ
  • さくらんぼの代表的な桜➡セイヨウミザクラ(オウトウ品種)

桜とさくらんぼの歴史

  • ソメイヨシノ➡江戸時代に誕生し、明治時代以降に広まった。
  • セイヨウミザクラ➡ヨーロッパでは紀元前から栽培されていました。オウトウ品種としてサクランボが、日本に渡来したのは明治時代

見て楽しむ桜にも種類は色々ありますが、代表は何といってもソメイヨシノではないでしょうか。

ソメイヨシノはバラ科サクラ属の落葉樹で、桜前線の基準にもなっている桜です。

淡いピンクの花を咲かせる、全国各地に植えられている観賞用の桜として有名です。

一方さくらんぼのさくら、同じバラ科サクラ属ですが果樹ミザクラの果実です。

桜の一種ですが、セイヨウミザクラで、別名が甘果桜桃(かんかおうとう)が代表的で、国内の8割近くが山形県に植えられています。

日本に入ってきたのは明治時代で、ドイツ人のガルトネルという人が北海道に植えたのが最初と言われています。

しかし霜や梅雨、台風など、日本特有の気候に合わなかった為各地で失敗、なかなか育ちませんでした。

そんな中、周りを高い山に囲まれた盆地で、梅雨の降水量も少ない山形県だけが生育に成功しました。

高い山が台風の強風も遮ってくれたのです。山形県はさくらんぼが育つのに適した場所だったのですね。

さくらんぼの収穫量も山形県が8割近く占めています。
収穫量が多い産地としては、山形県、北海道、山梨県の順番になっています。

観賞用のさくらと食用にするさくらの特徴は?

観賞用の桜の代表であるソメイヨシノは、淡いピンクの花を咲かせます。

花弁は5枚、3~4個の花がかたまって咲きます。

花が終わった後に葉が出てくるため、こんもりとしたピンク色の綿菓子のような美しさと愛らしさを楽しむ事が出来ます。

江戸末期から明治初期にかけて作り出されたソメイヨシノは自然に繁殖することが出来ない為、人の手を借りて接ぎ木や挿し木で増やしてきました。

一方さくらんぼのなる桜はセイヨウミザクラという桜で、ヨーロッパ、北西アフリカ、西アジアに自生するバラ科サクラ属の桜です。

花の色は白で、ソメイヨシノよりも後に花を咲かせ、初夏の6~7月頃に赤いピカピカの実をつけます。

実を付ける為には、ミツバチで受粉したり手作業で受粉したりと大変な手間がかかります。

赤い宝石と呼ばれるほど貴重で美味しいさくらんぼになるにはやはり簡単ではないのです。

さくらんぼは佐藤錦が良く知られている品種ですが、ヨーロッパで栽培されているナポレオンとアメリカ原産の黄玉という種類の木を交配して作られたのです。

観賞用の桜もさくらんぼの木も交配品種が多いです。

ソメイヨシノも実を付けますが1㎝くらいで落ちてしまい、食べても酸っぱくて苦くて渋いのでおすすめできません。

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さくらんぼとアメリカンチェリーの違い

さくらんぼとアメリカンチェリーの違い

アメリカンチェリーも日本のさくらんぼと同じバラ科サクラ属のセイヨウミザクラの実です。

同じセイヨウミザクラでも品種が違います。

アメリカの西海岸、オレゴン州やワシントン州で盛んに栽培されているビング(BING) という品種が代表的。
それ以外の品種もあります。

アメリカではビングチェリーや果皮の色から「ダークチェリー」と呼ばれています。

日本に輸入されるアメリカンチェリーの9割はこのビングチェリーですが、日本ではアメリカンチェリーと名前を変えています。

初めてアメリカンチェリーを見た時は赤黒い色と粒の大きさに驚きました。

味も、輸入され始めた頃は果物というよりもお菓子を食べているように感じた記憶があります。

日本のさくらんぼもアメリカンチェリーも同じミザクラの果実です。
ルーツは同じですが、見た目も味も随分違いますね。

それぞれの土地の気候風土に合うように、そこに住む人たちの味覚に合うように少しづつ改良されてどんどん美味しくなっていくのですね。

豆知識として、国産のアメリカンチェリー サミット品種もあります。

また、アメリカンチェリーでも、見た目が日本のさくらんぼに似ている品種もあって
レーニア(レイニア)(RAINIER) 品種は、平均糖度が20度以上と甘くアメリカの最高級さくらんぼです。

まとめ

観賞用の桜とさくらんぼの違いについてのまとめはご参考になったでしょうか。

桜の子→坊→さくらの坊→さくらんぼう→さくらんぼと呼ばれるようなりました。

初めてさくらんぼ狩りに行ったとき、高い木にはしごをかけて登り、さくらんぼの実をとって食べるということにちょっと驚きました。

何となくいちご狩りと同じイメージを抱いていたせいかもしれません。

でもよく考えればわかる事ですよね。

浅はかな自分に笑ってしまいました。

下から見上げて赤い実のなっている場所めがけてはしごをかけて登り、お目当てのさくらんぼを食べる…
さくらんぼでお腹いっぱいになったのは初めてでした。

春に桜の花を楽しんだ後、初夏にさくらんぼ狩りでお腹を満たすという幸せなさくらのコースは、個人的にはとてもおススメです。

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