お盆玉はいつから始まった?相場や発祥地!

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お盆玉はいつから始まった?
「お盆玉」

聞き覚えのない言葉ですが、昨今、じわりじわりと知名度を上げています。

年始にいただく「お年玉」ならぬお盆にいただくから「お盆玉」なんです。

子育て世代とっては嬉しい限りですが甥・姪や孫が多いお宅にとっては、あんまり嬉しくないのかも・・・

どんな習慣なんでしょう?

というか、そもそも

「お盆玉」はいつから始まったのか相場や発祥地についてもお伝えしていきます。。

目次

お盆玉という言葉はいつから?相場は?

お盆玉という言葉自体は紙製品などを販売している「マルアイ」という会社が造語として作くり、商標登録もしてます。

130年の歴史を持つ老舗のメーカーで紙製品や食品パッケージなどを手掛けています。

お盆玉の袋は金箔入りのものは札サイズのもので2枚で200円。小袋で3枚で200円。

通常のものは3枚で100円程度でした。

デザインも可愛くて涼やかで、愛らしいものです。

2010年より販売開始されました。

今は「へぇ~」という感じですがあと何年か後には、「お盆玉」は常識になっているかもしれませんね。

お盆玉の相場

金額については、お年玉と同じか、それより少し少ない位が相場です。
小学生には1,000~3,000円
中学生には3,000~5,000円
高校生には5,000~10,000円
というところです。

お盆玉をあげる期間は?

お盆の8月12日~16日辺りで帰省の時にあげるものですが

他のメーカーでは
「おこづかい」
「またおいで」
「ほんのきもち」
「自由研究費」
「宿題がんばれ」
などの表記の付いたポチ袋を売ってます。

こちらは、お盆以外でも使えますね。

お盆玉の発祥地はどこ

お盆玉の発祥は、山形県からという説があります。

江戸時代に夏の時期、奉公人に着物や下駄をあげる風習が、昭和初期に子供へのお盆小遣いとしてに変化したと言われてます。

最近では、売上アップの為に企業がお盆玉にかかわる商品を発行しているんだとか。

ゆうちょでは、2014年からポチ袋を販売していますし文具店などでも、7月になると「お盆玉」袋が出回るようになりました。

お盆玉、みんなはどうしてる?

ちなみに、子供にあげるもの、として定着している訳ではなく、帰省の際に親世帯に「心付け」としてお盆玉をあげる子世帯もあるそうです。

また、年始に会えなかった孫はあげるけど、とくに習慣にはしなかったり。

「年二回だから半分ね」と、お年玉を分割した金額をあげる方も。また年始に来たら、半分あげるからね」という風に言って渡すようです。

来年、小学校のお子さんでしたら「これをランドセル買う時の足しにして」と、お子さんの親御さんに渡す方も多いですよ。

むろん、あげる方は大変ですが。

子育てにはお金がかかるし、遠方から帰省となるとご家族の交通費だけでも結構な額になります。

それに手土産、人によっては心付けも。

夏のボーナスが帰省でなくなってしまうご家庭も多いんです。

会いたいけど、お金のことを考えると躊躇する世帯も多いはず…。

そんな時「お盆玉」の風習があればおじいちゃんおばあちゃんに会いたいとお孫さんが言ってくれるかもしれません。

特に中、高生だと、親と行動するなんて…。

帰省に参加してくれないこともあるので「お盆玉」があると、一緒の帰省につながるかもしれませんよ。

高校生くらいでしたら、欲しいものはいっぱいありますし。

親世帯も、滞在の際のご飯やレジャー代など、負担も多いと思いますので、懐が痛まない額で良いんです。

また、子供はお金よりも品物の方が喜ぶことも。

小さい子なら、ちょっとしたおもちゃや、お菓子などでもいいでしょう。

ちょっといいアイスクリームなら300円くらいですから、人数分買ってお盆玉だぞ☆と楽しむ…それくらいの気持ちで。

お金で買える楽しみは、その子一人のものですが、おじいちゃんが買ってくれたおもちゃで一緒に遊んだり

ちょっと良いアイスクリームを一緒に食べたり…。

そういう経験ができるのは、田舎に帰った時ならでは、ですよ。

お盆玉は、賛否両論あります

ですがお金をあげる機会を増やすことは金銭感覚のマヒにつながる

「マルアイ」や「ゆうちょ」にクレームが・・・

あげる側が良くても、子供の親御さんがどう思うかはわかりませんね。

お盆玉については、賛否両論あります。

これを習慣にするかどうかは、各自、相談した方が良いです。

金銭感覚はしつけに関わるので、これが原因で嫁姑問題に発展になったら大変。

また、お盆玉は「お盆帰省限定」です。

お正月に、雪の多い雪国に、帰省するのは大変で、お盆だけに帰省するご家族もいらっしゃいます。

そんなご家族にとってはお年玉の変わりの「お盆玉」というのは理解できますね。

お盆に、お年玉袋では、どうもしっくりこないです。

お盆玉袋があると、有り難いですね。

まとめ

お盆玉はいつから始まった?相場や発祥地!についてはご参考になったでしょうか。

  • 各自のルールで決めていい。
  • お金じゃなく品物でもいい。
  • 懐の痛まない金額をと、けっこう自由に進められるお盆玉。

肩ひじ張らずに、コミニケーションの一環として、取り入れてみては。

義務ではないので、良かったら、ちょっと格式ばったお小遣いくらいの気持ちで、いいのではないでしょうか。

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