バラといえば、「愛」を表す花として有名ですが、その本数や状態・色によっても花言葉が違うってご存知ですか?
古来より人々に愛されてきたバラ。
特別な日に思いを込める花として、強いその香りと美しさで、思いを伝えてきました。
バラには、素敵な花言葉がたくさんあります。
ですが、バラには、「怖い・否定的な花言葉」も存在します。
そんな、バラの花言葉「怖い意味」を持つ条件についてご紹介していきます。
また、バラの本数や状態と色による違いについても解説します。
バラの花言葉怖い意味を持つ条件は?
バラには、素敵な花言葉がたくさんあります。
ですが・・・怖い意味を持つ花言葉もあるのです。
バラの花言葉怖い意味を持つ条件で、バラの本数・バラの状態・バラの色について説明していきます。
バラの本数で怖い意味を持つ花言葉
2本→「この世はわたしとあなただけ」
15本→「ごめんなさい」
16本→「ころころ変わる不安な愛」「落ち着かない愛」
17本→「絶望的で挽回できない愛」
88本→「フォローに注意」
バラの状態で怖い意味を持つ花言葉
しおれたバラ→「はかない」「つかの間」「私は絶望しています」
しおれた赤いバラ→「はかない」
しおれた白いバラ→ 「つかの間の印象」
折れた白いバラ→「死を望む」
白バラの蕾→「愛するには若すぎる」「心にもない恋」
バラの枝→「あなたの不快さが私を悩ませる」
バラのトゲ→「不幸中の幸い」
バラの色で怖い意味を持つ花言葉
黒色・黒赤色のバラ→「貴方はあくまで私のもの」「憎しみ」「死ぬまで憎む」「化けて出ます」
赤に白班のバラの→ 「戦争」「争い」
バラで怖い意味を持つ花言葉、同じバラでも素敵な花言葉も
もし、もらったバラの花束の中に、黄色のバラ・黒色のバラ・赤に白班のバラ・折れた白いバラが混ざっていたら・・・
ゾッとする?怖い?恐ろしい?落ち込む?
でも、ご安心して下さい。
- 黄色のバラ→「友情」「平和」「愛の告白」
- 黒いバラ→ 「滅びることのない愛」「永遠の愛情」
- 赤に白班のバラ→「満足」
という花言葉もあります。
折れた白いバラを修復すれば、「死を望む」から・・・
「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「相思相愛」に変わります。
同じバラでも、怖い花言葉もありますが、こんな素敵な花言葉もあるんですよ。
怖い花言葉のバラをもらっても、いい方向に考えていきましょうね。
バラの色別花言葉
まず、バラの花言葉の色の意味ですが
- 赤…情熱、美貌、あなたを愛する
- 黄色…平和、愛の告白、友情、不貞、嫉妬(小さめの黄色いバラには、笑って別れましょう、という意味も)
- ピンク…温かい心、恋の誓い、可愛い人、美しい少女
- 白…尊敬、純潔、清純、私は貴方にふさわしい
- オレンジ…無邪気、魅惑、絆、信頼
- 紫…誇り、気品、尊敬
- 緑…穏やか、希望を持ちえる
- 赤黒色…憎悪、恨み
- 青…神の祝福、喝采、奇跡
- 緋色…灼熱の恋
- 濃紅色…内気、恥ずかしさ
- 紅色…死ぬほど恋焦がれております
- 黒…貴方はあくまで私のもの、永遠の愛
- 虹色…無限の可能性
- 絞り…満足
- ドット…君を忘れない
- 赤に白の斑点…戦争、戦い
うーん、素敵な意味からちょっと怖いものまで。
白は結婚式、赤は愛の告白に使います。
でも、赤に白の斑点だと戦争・・くれぐれもお間違えの無いように。
バラの色の組み合わせ別花言葉
また、色の組み合わせでも花言葉が変わります。
- 赤いバラの中に白いバラ…うちとけて仲が良い、温かい心
- 黄色いバラの中に赤いバラ…貴方がどんなに不実でも
- バラのつぼみ3本と開花したバラ1本…あのことは永遠に秘密
- バラのつぼみ1本と開花したバラ2本…あのことは当分の間秘密
また、状態でも意味が変わることも。
- 赤いしおれたバラ…はかない
- 白いしおれたバラ…つかの間の印象
- 白い枯れたバラ…生涯を誓う
- 満開のバラ…私は人妻
- トゲのないバラ…誠意、友情
なんだか、意味深で奥が深いですね。
バラの本数での意味は?
そして、バラの本数での意味は
- 1本…一目惚れ、あなたしかいない
- 2本…この世はわたしとあなただけ
- 3本…愛しています、告白
- 4本…死ぬまで気持ちは変わりません
- 5本…貴方に出会えた事からの心からの喜び
- 6本…貴方に夢中、お互いに敬い愛し分かち合いましょう
- 7本…ひそかな愛
- 8本…貴方の思いやり、励ましに感謝します
- 9本…いつもあなたを想っています、いつも一緒にいてください
- 10本…貴方は全てが完璧
- 11本…最愛
- 12本…私と付き合ってください
- 13本…永遠の友情
- 14本…誇らしい
- 15本…ごめんなさい
- 16本…落ち着かない愛
- 17本…絶望的で撤回できない愛
- 18本…誠意ある告白
- 19本…忍耐と期待
- 20本…真心あるのみ
- 21本…貴方だけに尽くします
- 22本…幸運をお祈りします
- 24本…一日中思っています
- 25本…お幸せを祈ります
- 30本…ご縁を信じます
- 36本…ロマンティック
- 40本…死ぬまで変わらぬ愛
- 50本…恒久、偶然のめぐり逢い
- 66本…細い水は常に長く垂れる
- 88本…フォローに気を付ける
- 99本…永遠の愛、ずっと好きだった
- 100本…100%の愛
- 101本…これ以上ないほど愛しています
- 108本…結婚してください
- 144本…生まれ変わっても君を愛する
- 365本…貴方が毎日恋しい
- 999本…何度生まれ変わってもあなたを愛する
- 1001本…永遠に
なんだか意味深なメッセージも交じりつつ…。
愛を感じる花言葉が多いですね。
3本は夫婦間で、11本は両親に対して贈るのが良いですね。
プロポーズなら108本ですね。
ダズンローズは、12本のバラ。
ダズンは日本語でダースです。
この「ダズンローズ」12本のバラに
「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」
こんなに素敵な意味があるのです。
花言葉の歴史や由来は?
花言葉の起源は、17世紀ごろのトルコが発祥の地だと言われています。
「セラム」という、花に思いを託して恋人に贈る風習があったのだそうです。
イギリスのイスタンブール大使夫人だった、メアリー・W・モンタギュー夫人がそんなトルコの風習を書いた本を「トルコ書簡集」として、イギリスで出版したのが始まりだと言われています。
そして1819年にシャルロット・ド・ラトゥールが書いた「花言葉」が出版されるとフランスで大ブームとなり、それがヨーロッパ中に広がり、19世紀末の明治初期の日本にも伝わりました。
やがて、日本人の風習や歴史に合わせて、日本独自の花言葉が作られました。
ラトゥールの「花言葉」においてもバラは、重要な位置が与えられています。
それはヨーロッパの文化において
バラは「花の中の花」と言われるほど重視されている花であり、伝承や神話が豊富な花だからです。
キリスト教とバラ
・白バラ…純潔、無垢、処女性
・赤バラ…愛、受難、キリストの受難
を表します。
また、バラと、聖母マリアとの組み合わせの宗教画も多くあります。
そして、
バラ…rose
ロザリオ…rosaire
と…似ていますね?
十字架を表すロザリオは、中世ラテン語で聖母マリアのバラの冠の事だと言われています。
ギリシャ神話とバラ
バラは美の女神アフロディテの象徴であり、アフロディテとともにバラが生まれたと言われています。
アフロディテの息子エロスがこぼした酒がバラになったとも言われています。
イスラム教とバラ
白バラは預言者ムハンマド、赤バラが唯一神アッラーを表しており、バラはイスラム社会で重要な意味を持っているそうです。
このように、ヨーロッパの宗教や文化に重要な意味を持つバラは、当然、花言葉も多くあるのですね。
まとめ
バラの花言葉怖い意味を持つ条件は?についてはご参考になったでしょうか。
バラの本数・状態・色・組み合わせによって花言葉が変わってきます。
バラの花言葉には、良い花言葉・素敵な花言葉もたくさんあります。
ぜひ、バラの花に思いをのせて、愛を伝えましょう!
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