カーネーションという花の名前を聞くと、きっと誰もが「母の日に贈る花」を連想されるでしょう。
ハウス栽培されている花ですから1年中手に入れることができる、日本ではバラやキクなどと同じようにとても親しまれている花の一つといえると思います。
カーネーションは、花の色も何種類もあり、母の日に限らず花束を作る上では欠かせない花という存在です。
ところでそんなに多くの色があるのなら、花言葉も色によって違うのでしょうか。
もし違うのであれば贈ってはいけない場合も出てくるのでは…少し気になりますね。
そこで、カーネーションの色別の花言葉を解説していきます。
カーネーションの色によってゾッとする怖い意味の花言葉もありますので、ぜひ参考にしてください。
カーネーションの花言葉は怖い?
こんなに綺麗な黄色のカーネーションやのに、花言葉は『軽蔑』って言う。
怖い😱#砂の塔~知りすぎた隣人 #砂の塔~知りすぎた隣人 pic.twitter.com/A9HyFBHR5X— みぃよせ (@mi_yoseGENE) November 5, 2016
様々な色の花言葉を調べていくと、カーネーションはどの色でも愛を感じさせる花言葉を多く持っていると感じますが・・・
中には少し気を付けなければいけない色もあります。
濃赤のカーネーションの花言葉は、「私の心に哀しみを」「欲望」
まだら模様・複色・絞りのカーネーションの花言葉は、「私はあなたの奴隷になる」「愛の拒絶」
これらの色のカーネーションは単色でなく、ほかの色の花と組み合わせて贈ると良いですね。
もう一つ、黄色のカーネーションの花言葉も気を付けてください。
黄色のカーネーションの花言葉は 「軽蔑」「軽視」「嫉妬」「失望」などちょっとゾッとするような怖いものばかりです。
ですが黄色は仏教の世界では高貴な色として扱われていますし、黄色のカーネーションの花言葉にも「美」や「友情」といった素敵な花言葉もあるのです。
また、白いカーネーションといえば亡くなった母への贈り物というイメージですが・・・
その花言葉も「愛の拒絶」や「亡き母への愛」というものもあれば「純粋な愛」「尊敬」という意味もあり両極端な感じです。
白も黄色も良い意味の花言葉はあまり知られてはいないようです。
でも、清潔感のある白や明るい気持ちにさせてくれる黄色が好きな方もたくさんいらっしゃいます。
白や黄色のカーネーションは、素敵な花言葉もあるということを、一言添えると良いですね。
カーネーションの色別の花言葉
今日のカップリング花手水は土萌ほたる✖️ちびうさをイメージしました🌙🐇
紫のカーネーションの花言葉は「気品」「誇り」、ピンクは「愛」です💐
今日も「らしく」いきましょ♬#川越 pic.twitter.com/04POOkJhfT
— 千田明寛 (最明寺 副住職) (@saimyou_kun) May 7, 2021
カーネーションの花言葉を色別にご紹介していきます。
赤いカーネーション
母の日といえば赤いカーネーションが思い浮かびますね。
花言葉はそのまま「母への愛」で、「あなたに会いたくてたまらない」という意味の花言葉。
ピンク色のカーネーション
ピンクには「女性の愛」「気品」「温かい心」など、愛情溢れる意味の花言葉になっています。
紫色のカーネーション
紫の花言葉は「誇り」や「気品」といったちょっと高貴なイメージ。
オレンジ色のカーネーション
オレンジには「純粋な愛」や「清らかな慕情」などの淡い恋愛感情を感じさせる花言葉を持っています。
緑色のカーネーション
緑色の花言葉は「癒しの愛」です。自然を思い浮かべる色からこの花言葉がついたといわれています。
虹色カーネーション
花を7色に染めたレインボーカーネーション。
花言葉は、「感謝」
オランダではハッピーフラワーと言われています。
青色のカーネーション
青いカーネーションもあります。
本来カーネーションには青色の色素はなく開発が困難な色でしたが、1997年に日本とオーストラリアの企業の共同開発によって努力の末に誕生しました。
ムーンダストというブランド名を持つ特別な青い色の花言葉は「永遠の幸福」です。
ムーンダストという名前には「月のように柔らかい包容力のある花」という意味が込められていて、母の日に贈るにはピッタリの色ですね。
カーネーションとはどんな花?特徴や由来
カーネーションの原産は南ヨーロッパや西アジアの地中海沿岸といわれていて、日本には江戸時代に輸入されるようになりました。
その当時は日本ではカーネーションではなく、オランダ石竹という名前で呼ばれていました。
石竹はナデシコ科の多年草のことで、オランダからやってきたナデシコの仲間であることからこう呼ばれていたのです。
そう、カーネーションはナデシコの仲間です。
当時日本では、カーネーションもナデシコも同じように紹介されました(絵本野山草・1755年著)
ナデシコはキクやサクラソウ、アサガオなどとともに盛んに栽培され、カーネーションは定着しなかったようです。
カーネーションと呼ばれるようになり日本に定着したのはもっとずっと後の昭和に入ってからのことです。
そんなカーネーションですが、名前が付いた由来はいくつかあります。
ラテン語で肉をcaroといい、肉の色の花であることからついたという説もありますが、有力なのは冠の意味があるcoronaからきているという説です。
花の形が冠に似ているから、であったり、シェイクスピアの時代に冠の飾り(coronation flower)だったからという説があります。
まとめ
カーネーションの花言葉を色別にご紹介!などに関するまとめはいかがだったでしょうか。
黄色や白のカーネーションの花言葉はネガティブなものばかりですが・・
実は、素敵な花言葉もあります。
お花は大切な人への素敵な贈り物です。
その花の持つ花言葉も気になりますが、相手の方の好きな色を選ぶということも重要なポイントですね。
そして、自分はこんな花言葉を持っているこの花を選んだのだということを一言添えるのもアイデアの一つ。
花をプレゼントされるのはとてもうれしいものです。
きっと最高の笑顔で受け取ってくれるでしょう。
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