オオイヌノフグリの名前の由来や別名は?ネモフィラとの違い!

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オオイヌノフグリの名前の意味や由来は?

春にはまだ早い2月の頃から、小さい青い花が咲いているのを見た事はないでしょうか?

その花の名前は「オオイヌノフグリ」

ちょっとびっくりする名前がついています。

そんな

  • オオイヌノフグリの名前の由来や別名
  • オオイヌノフグリの花の特徴

などについてご紹介していきます。

見た目がよく似ている、ネモフィラとの違いについても併せてまとめてみました。

目次

オオイヌノフグリの名前の由来は?

「オオイヌノフグリ」の名前の由来と意味は?

日本には昔から、「イヌノフグリ」という花が自生しています。

そのイヌノフグリに似ている、少し大きい花という事で、オオイヌノフグリと名前が付きました。

そもそものイヌノフグリは、漢字で書くと犬の殖栗(陰嚢)です。

イヌノフグリの果実の表面には短い毛が生えていて、見た目が犬の陰嚢に似ているから、という事でつけられたのです。

人に話すのはちょっと抵抗を感じてしまう由来ですが、実際のオオイヌノフグリは小さくてとても可愛い花ですよ。

オオイヌノフグリは外来植物?

オオイヌノフグリは、外国の船が日本に多くやってくるようになった、明治時代から日本に入ってきた植物です。

自家受粉もできるため繁殖力が強く、今では日本全国の公園や道端などで見る事ができます。

繁殖力が強いために、今では、日本在来種のイヌノフグリが咲いていた場所を横取りしている形となっています。

人間の開発の影響などもあって、現在ではイヌノフグリは環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧Ⅱ型に指定されているのです。

オオイヌノフグリの別名は?

オイヌノフグリの別名

外国での呼ばれ方、学名自体がVeronica persica(ヴェロニカ・ペルシカ)と言います。

このヴェロニカ、というのはキリストに関係する女性の名前から来ています。

キリストがゴルゴダの丘で磔刑(たっけい)「はりつけのけい」を受ける際、キリストの汗を拭いた女性がヴェロニカです。

そのキリストの汗を拭いたハンカチに彼の顔が現れたので、「聖女ヴェロニカ」と言われています。

そして、原産国がペルシャ(ペルシカ)だと考えられえていたのでこの名になったのだとか。

日本では、瑠璃唐草(るりからくさ)・天人唐草(てんにんからくさ)などと漢字で書かれる事もあります。

そして、『星の瞳』(ほしのひとみ)という別名もあります。

なぜ『星の瞳』というのかというと、俳人である高浜虚子が詠んだ句がきっかけです。

「犬ふぐり星のまたたく如くなり」

この犬ふぐりは、オオイヌノフグリのことです。

オオイヌノフグリが夜空に輝く星のまたたきのようのである、という意味の句を詠みました。

そこから『星の瞳』と言われるようになったと言われています。

ヨーロッパでもオオイヌノフグリやそのよく似た花を、青い瞳として表現されています。

『天を見上げる青い瞳』と呼ばれたり、その綺麗な青さから、『イエスキリストの瞳』とも呼ばれているのです。

オオイヌノフグリの花言葉

花言葉は、忠実・信頼・清らか、が代表的です。

信心深い聖女ヴェロニカのイメージに、ちなんで付けられたと言われています。

オオイヌノフグリはどんな花?

オオイヌノフグリの花の特徴

花びらは4枚で大きさ約1㎝の、コバルトブルーが綺麗な青い花を咲かせます。

稀に白い花をつける事もあるのだとか。

草たけは20㎝程度で、葉は卵型をしているのが特徴です。

ちなみに、名前のきっかけとなった、イヌノフグリは薄いピンク色をした小さな花が咲きます。

オオイヌノフグリの咲く時期は?

オオイヌノフグリが花を咲かせるのは、2月頃から5月頃となっています。

春、というにはまだ早い頃から咲いているのですね。

日光に反応して花が開きます。

虫たちによって受粉しますが、虫たちがこない時には、

二本の雄しべが動いて、中央の雌しべにくっつき、自家受粉をするのです。

そして、受粉が終わるとポロリと落ちます。

実は熟すとはじけ、種が広く飛ぶようになっています。

オオイヌノフグリとネモフィラの違いは?

ネモフィラも、オオイヌノフグリのように青い花です。

また、ネモフィラもオオイヌノフグリも同じ別名の「瑠璃唐草」を持ちます。

遠くから見るとどちらも同じように見えるかもしれません。

しかし、実は大きな違いが2つあります。

ネモフィラの花は、約2cmの花を咲かせます。

オオイヌノフグリは花の大きさが約1㎝なので、大きさが違います。

そして、花びらの数も違います。

オオイヌノフグリが4枚に対して、ネモフィラは5枚の花びらをつけます。

なので、パッと見た感じではオオイヌノフグリは四角形、ネモフィラは五角形に見えます。

咲く時期にもズレがあります。

オオイヌノフグリが2月頃から花を咲かせる事に対して、ネモフィラは4月頃から花を咲かせるのです。

『青い絨毯』が見られるとして有名な茨城県にある、ひたち海浜公園で咲いているのは、ネモフィラです。

花びらが大きい分、茎や葉の緑よりも更に青さが映えるのがネモフィラになります。

ちなみに、オオイヌノフグリは多年草です。1度種を蒔けば、2年以上花が咲きます。

対して、ネモフィラは一年草です。1度種を蒔くと、花が咲いた年に枯れてしまうのです。

繁殖力が強く、多年草なオオイヌノフグリは野原でよく見る事ができます。

ネモフィラは人間の管理する公園や鉢植えなどで見る事が出来る、というのも違いの一つと言えます。

まとめ

オオイヌノフグリの名前の由来や別名、よく似たネモフィラとの違いについてまとめてみました。

オオイヌノフグリはイヌノフグリが名前の由来となっている事、ネモフィラとは花びらの数や大きさが違う事などが、分かって頂けたのではないでしょうか。

お散歩の時などにオオイヌノフグリを見つけたら、以上の事を思い出しながら観察してみて下さいね。

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