紫陽花の花言葉は怖い!?悲しい意味や良い意味まで解説!

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紫陽花の花言葉は怖い

爽やかな初夏の季節が終わる頃になると、あちこちで咲き始める紫陽花の花。

梅雨の訪れを私たちに教えてくれる花ですね。

そんな季節に華やかさを感じさせてくれる紫陽花は、いくつかの花言葉があります。

まるでフリルのようなかわいらしい見かけと違い

紫陽花には、ちょっとドキッとする怖い花言葉も持っているのです。

もし誰かにプレゼントする予定があるのなら
怖い花言葉と素敵な花言葉を知っておくと良いですね。

紫陽花の怖い花言葉や悲しい意味と良い意味の花言葉について、お伝えします。

目次

紫陽花の怖い花言葉

母の日のプレゼントにも人気の高い紫陽花の鉢植え。

水やりさえきちんとすれば、とても育てやすい花として人気です。

種類も豊富でとても楽しめる花ですが・・・

そんな紫陽花には、実は怖い花言葉があります。

  • 「移り気」
  • 「気まぐれ」
  • 「浮気」
  • 「冷淡」
  • 「無情」
  • 「高慢」
紫陽花の花言葉「移り気」「浮気」「気まぐれ」の由来

紫陽花に含まれるアントシアニンという色素が含まれています。
その色素が酸性の土壌に含まれるアルミニウムを吸収することで青い花色になり、アルカリ性の土壌では赤い花色になります。

咲き始めから日にちが経つごとに、花の色が移り変わっていくなどの理由から
「移り気」「浮気」の花言葉がついたのです。

「冷淡」「無情」「高慢」は、青い紫陽花の花言葉で

青色は、色の分類で言うと寒色系で、冷静・冷たいイメージがあり
また、梅雨時の雨にさらされ、耐え忍んで咲いている姿から、「冷淡」「無情」「高慢」の花言葉になったと言われています。

紫陽花の悲しい花言葉

紫陽花には、悲しい花言葉「忍耐強い愛」があります。

江戸時代の悲しい恋の物語

ドイツ人の「シーボルト」はオランダ商館の医師として長崎に滞在しました。

シーボルトは、日本人女性の「お滝」に心を奪われ、2人の間に娘「イネ」が生まれました。

しかし、シーボルト事件によって、シーボルトは日本から追放されてしまいます。

当時日本の法律上「お滝」と娘の「イネ」を連れて行けずに、引き離されてしまったのです。

その際に、シーボルトは、アジサイを本国に持ち帰り、日本に残してきた「お滝さん」の名から「オタクサ」と名付けました。

アジサイは、「お滝」に対するシーボルトの「忍耐強い愛」
そして、お滝さんの「シーボルト」に対する「忍耐強い愛」という悲しい物語。

紫陽花いい意味の花言葉

もちろん、紫陽花には、良い意味の花言葉もあります。

  • 元気な女性
  • 一家団らん
  • 家族の結びつき
  • 和気あいあい
  • 謙虚
  • 寛容
  • ひたむきな愛情

小さな花びらが寄り集まって咲いている姿から、素敵な花言葉が付けられました。

誰かにプレゼントする時は花の色を選ぶと良いですね。

次では紫陽花の色別の花言葉について掘り下げていきます。

紫陽花の色別花言葉

紫色には青系の紫とピンク系の紫があり、花言葉も青と青紫、ピンクと赤紫は同じです。

青系の紫陽花の花言葉

青と青紫の紫陽花は「冷淡」「高慢」というマイナスイメージの花言葉がありますが

「辛抱強い愛」「忍耐」「神秘」といったプラスイメージの花言葉を持っています。

雨の中で凛とした雰囲気を漂わせるこの色の花にピッタリな花言葉ですね。
近寄りがたい素敵な大人の女性といったイメージです。

ピンク系の紫陽花の花言葉

ピンクと赤紫の紫陽花の花言葉は「元気な女性」です。

ヨーロッパの土壌は酸性の多い日本と違いアルカリ性が多い為に赤系の紫陽花が多く、この花言葉は、フランスで生まれたのです。

フランスの紫陽花の季節は、過ごしやすく、太陽のような明るい元気なイメージからこの花言葉になったと言われています。

緑色の紫陽花の花言葉

緑色の紫陽花は「ひたむきな愛情」「辛抱強い愛」といった一途な愛情という意味の花言葉です。

5~7月が見頃なアナベルという種類や7~10月頃に色を変えながら咲き続ける秋色アジサイという種類が緑色の花を咲かせる紫陽花です。

ただし、花が硬く艶のある葉っぱのように緑色になってしまう葉化病という感染病もあります。

この病気は周囲の植物へ感染を広げ、枯れて全滅する恐れもあるそうです。光沢のある濃い緑の紫陽花には気を付けて下さいね。

白色の紫陽花の花言葉

白色の紫陽花の花言葉は「寛容」「ひたむきな愛情」の他に「気の迷い」という花言葉も持っています。

基本的には色が変わる事のない白い紫陽花、どんなことでも包み込むことが出来る心の広さを感じさせるところからそのような花言葉になったのですね。

「気の迷い」というのがちょっと気になりますが、そこは「寛容」で包み込んでしまいましょう。

結婚式に使える紫陽花の色は?

白色の紫陽花の花言葉に「気の迷い」という花言葉もありますが・・・

プラスイメージの花言葉「ひたむきな愛情」があります。

やはり純白には全てを包み込んでくれる寛容さと上品な雰囲気がありますから、花嫁さんのブーケにはピッタリです。

ジューンブライドは幸せになれる、そんな6月は紫陽花の最も美しい季節でもありますね。

「純潔」「私はあなたにふさわしい」という花言葉を持つ白いバラと組み合わせた白いブーケはおススメです。

「元気な女性」という意味を持つピンク系の紫陽花も結婚式に使える紫陽花です。

青いアジサイには「忍耐強い愛」の花言葉があります。

また、「花嫁の清らかさと誠実な愛情」という意味を持つサムシングブルー

「サムシングブルー」でさりげなくブルーを取り入れるのもいいですね。

ウェディングドレスに合わせて紫陽花の色を選ぶのがおすすめです。

ジューンブライドは幸せになれる?については、ジューンブライドの意味や由来は?

紫陽花の原産国

紫陽花の原産国は日本です。

ですが、江戸時代にはその青い花色から「ユウレイバナ」と呼ばれ、不人気でした。

そんな紫陽花は中国に渡り、シルクロードを通ってヨーロッパへ。

東洋の花として人気があり、品種改良されて日本に帰ってきました。

世界を旅してきた紫陽花は、今や3000種類もあります。

ガクアジサイとホンアジサイの二つのタイプの他、ヤマアジサイやカシワバアジサイなど多くの種類があります。

ただし、紫陽花の品種によって、つぼみや葉、根には「青酸配糖体」や「アルカロイド」という毒の成分が含まれています。

毒性が含まれている品種と含まれていない品種がありますが、間違って口にしないようにして下さい。

まとめ

紫陽花の花言葉は怖い!?のまとめについては、ご参考になったでしょうか。

花が咲き始めてから色を変えて行くことから「移り気」という花言葉がうまれました。

しかし、咲いている期間が長い事からは「辛抱強い」という意味が、また、花の見た目から「冷淡」という意味も生まれています。

色によっても様々な花言葉を持つ紫陽花の花。

誰かにプレゼントする時には花言葉の意味を一言伝えるのも良いですね。

紫陽花には霊力が宿っているともいわれていて、厄除けや魔除けに使われることもあるんですよ。

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