その濃厚な香りや見た目の美しさ、種類の豊富さから多くのファンに愛されるバラ。
自宅の庭や植木鉢などで好みのバラを栽培されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな美しいバラの花を堪能することが出来る場所が、横浜駅からほど近い場所にあるのをご存じでしょうか。
それが「横浜イングリッシュガーデン」です。
世界バラ会議コペンハーゲン大会2018で、日本で唯一優秀庭園賞を受賞。
横浜市の花であるバラの他横浜の気候風土に合った草花や樹木が植えらています。
自然美を尊重する為に街灯を置かないというコンセプトに、バラだけでなく多くの植物を愛する姿勢がうかがえます。
また、バラの最盛期では、早朝入場が出来る「早朝プレミアム開園」も予定されています。
そこで、そんな横浜イングリッシュガーデンのバラの見頃や見どころについて、お伝えします。
横浜イングリッシュガーデン バラの見頃
😁本日は突き抜けるような青空でしたね。横浜イングリッシュガーデンでは、バラが一番の見ごろを迎えております!!是非ともご来園頂き、至福の時間を体験ください🌹 pic.twitter.com/1ZgpCPAI8q
— 横浜イングリッシュガーデン (@yokohama_eg) 2018年5月4日
バラの時期は春と秋にやってきます。
春のバラの見頃
:4月下旬~6月上旬
秋のバラの見頃
:10月中旬~11月中旬
多くは5月から6月、過ごしやすい陽気になってきたころ、暖かい空気に甘いバラの香りが漂ってくる…
そんな幸せな時間を過ごすことができます。
涼しくなってきた10月頃には秋バラが楽しめます。
バラの種類によっては冬を除いた1年中咲く四季咲きもあります。
横浜イングリッシュガーデンはバラだけでなく
横浜の気候に合った樹木や草花などもたくさん植えられていますから
バラとあじさい、バラとコスモスなどのコラボレーションも楽しむ事が出来ます。
横浜イングリッシュガーデン バラの見どころ
動画のなかのローズトンネルも素晴らしいですが、そのあとの風にそよぐバラたちが、なんとも優雅ですね。
横浜イングリッシュガーデンのローズフェア(春)では、1,800品種2000株以上のバラを楽しめます。
横浜イングリッシュガーデンと言えば、バラのアーチ
庭の真ん中にあるバラのトンネル「ローズトンネル」も見どころの一つです。
その他では
●香りのメダリスト
バラのコンクールで芳香賞を受賞した品種の中から22種類
●有名人にちなむバラ
有名人にちなんだバラ、クイーンエリザベスやプリンセスオブウェールズ、マリリンモンロー、オードリーヘップバーンをはじめとする36種類のバラ
●「バラの栄誉の殿堂」入り
25種類全ての殿堂入りのバラ
そして、横浜イングリッシュガーデンには、5つのガーデンがあります。
①「Rose & Clematis Garden ~ローズ&クレマチスガーデン」
バラらしい香りのダマスク香
「真夜」・「ベルベティ・トワイライト」
「ラプソディー・イン・ブルー」の香りは、スパイス香の中に甘さが感じられます。
ワインレッド・ダークマルーン(暗い栗色)・パープルのバラを主役に
パープル、ダークレッドのクレマチス、ブロンズリーフの植物などが植えられています。
全体的にシックで落ち着いた印象の色でまとめられている場所です。
②Rose & Perennial Garden ~ローズ&ペレニアルガーデン
白いバラが主役の場所です。
パーパ・ジョン・ポールⅡ
プリンセス・オブ・ウェールズ(故ダイアナ妃に捧げられたバラ)など
白いバラと白い宿根草など、白を基調にしたピュアな雰囲気のガーデンです。
③Rose & Herb Garden ~ローズ&ハーブガーデン
淡いピンクやうすい紫色系のバラが主役です。
アイズ・フォー・ユーやファーストキッス
たそがれ(小林森治さんが手掛けた青バラの1つ)
などのバラと一緒にピンクや青、紫のハーブやライム、リーフなどの植物がポップで明るい雰囲気を作っています。
バラとハーブの素敵な香りに包まれるスポットです。
④Rose & Grass Garden ~ローズ&グラスガーデン
アプリコットやブロンズ、ブラウンのバラが主役です。
スパイス系やティー系の香り
クリームカラメル(ティー系の良い香り)
真宙(まそら)・・甘いティーとフルーティーな香り
禅 (心地良いティーの香り)
などのバラと
オーグメンタルグラスやブルーリーフの組み合わせで、アンティークな印象です。
⑤Rose & Shrub Garden~ローズ&シュラブガーデン
黄色、オレンジ、ラベンダーなど7色のバラを主役に、灌木(かんぼく)「低い木」や大型の宿根草を組み合わせたスケールの大きさを感じさせるガーデンに仕上げられています。
このスポットのあじさいのコレクションは首都圏随一と言われていて、6月にはバラとあじさいのコラボレーションを楽しむ事が出来ます。
ローズヨコハマやハマミライなど横浜にちなんだバラの他、横浜市内で生まれた桜やシャクナゲも植えられています。
バラ開花期間限定オープンの「ときめきガーデン」
【横浜イングリッシュガーデン「ローズフェア」】
横浜にちなむバラ3品種、緑化フェアの成功を祈念して命名されたバラ3品種の6品種全て揃って見れるのはYEGだけ!縁結び?の「ときめきガーデン」はバラ開花期の期間限定解放6月4日まで❤ https://t.co/eyMF8IfOJS pic.twitter.com/iVDHJISqWP— 横浜観光情報【公式】 (@hamako_yokohama) 2017年5月30日
バラ開花期間の限定で春と秋にオープンします。
赤系のバラが主役です。
時期によっては、バラとユリとアジサイを同時に楽しむことも出来ます。
横浜イングリッシュガーデンの基本情報
横浜イングリッシュガーデンの基本情報
【場所】「横浜イングリッシュガーデン」
:横浜市西区平沼町6-1
tvk ecom park内ハウジングプラザ横浜のとなりにあります。
【アクセス】
:🚃(電車)
相鉄線の平沼橋からは歩いて10分程。
:🚌(無料送迎バス)
横浜駅西口のりそな銀行前(ジョイナスB1F南10番出口付近)から発着
※水曜日運休 祝日は運行
無料送迎バス時刻表(PDF)
【営業時間】
10:00~18:00
自然美を尊重する為に街灯を配置していない為、安全面を考慮して冬は日没までになります。
ローズフェアでは、早朝プレミアム開園。
2019年4月27日~6月2日
受付時間:8:00~9:30
早朝からバラの香りに包まれる貴重な体験が出来ます。
※早朝プレミアム開園の料金は、通常入場料にプラス大人500円、小中学校200円になります。
【休園日】
:年末年始
【入園料】
季節によって変わります。
4月27日から6月2日までの間は、開花状況により大人700円~1,200円、小中学生400円~600円と一番高い時期です。
他は大人700円、小中学生300円のパターン、大人500円、小中学生200円などのパターンがあります。
幼児は無料です。
【駐車場】
無料ですから車での来場も安心です。
【HP】:横浜イングリッシュガーデン公式サイト
注意事項
●園内では飲食はできません。
(ペットボトル・水筒など水分補給程度の飲み物を除く)
●園内には、トイレはありません。
ガーデンエントランス側、または隣接するヨコハマくらし館のトイレ(水曜日休館)をご利用ください。
●三脚・自撮り棒のご使用は出来ません。
※ 尚、早朝プレミアム開園時のみ、三脚をご使用できます。
●ペットは、ゲージ・バッグ・カートにいれた状態のみ入園出来ます
※地面に直接おろす・抱っこでの散策・撮影は出来ません。
まとめ
横浜イングリッシュガーデンに関するまとめはご参考になったでしょうか。
イングリッシュガーデンですから、もちろんバラが主役です。
ですが、4月には桜やチューリップ、ワスレナグサ。
5月にはバラが、6月には300種類のあじさいとバラ
7・8・9月にはエキナセア、カンナ、ダリアなど。
10月になると秋バラとコスモス、楽しいハロウィンの装飾。
11月は秋バラや宿根草とハンギングバスケット展示。
12月はクリスマスの飾りが、2・3月にはクリスマスローズや春の花木をそれぞれ楽しむ事が出来ます。
年間を通してステキなバラや他の花々を堪能!
世界が認めたローズガーデンの横浜イングリッシュガーデン。
是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
一歩足を踏み入れると、時間の流れがゆっくり感じられることでしょう。
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