近年は新年の挨拶がメールやSNSで済ます方が多いですよね。
手軽に出来て便利な時代になりましたが、
やはり字で伝えるというのは気持ちが伝わりますよね。
年末はなにかと忙しく忘れがちなので早め
に年賀状の準備をするのはいかがでしょうか?
最近の年賀状は簡単に自宅で作成出来るので便利ですよ。
そんな年賀状の事あなたはどのくらい知っていますか?
年賀状はいつから始まった?
歴史や由来は?
送る意味は?
海外では?
についてお伝いします。
年賀状はいつから始まった?歴史や由来は?
気付けばお正月には年賀状が届くというのが習慣になりました。
そんな年賀状がいつから始まったのがご存知でしょうか。
実は年賀状の歴史はとても古く「年賀」
という1年の始まりが定められたのは大昔のことなのです。
ですが、年賀状に必要な紙や文字が日本に
流通したのはそれよりかなり後の事になります。
それでも年賀状が成り立ったのは7世紀
後半というのですから驚きますよね。
ですがこれは私たちが知る年賀状とは
少し違い、政治的な目的で利用されていました。
私たちに馴染みのある一般的な新年の挨拶
の年賀状は、1871年に郵便はがきが登場しました。
これにより庶民へも広がりました。
こう考えてみると年賀状は登場してから
まだ200年も経っていないことが分かります。
その間にSNSなど日本のデジタル社会への
躍進は凄まじいものだという事も分かりますよね。
お年玉付年賀はがきはいつから始まった?
毎年、年賀状がくるとワクワクするのが
お年玉付年賀はがきではありませんか?
見やすいように番号順に並べたりした方もいるのでは。
抽選日にテレビで確認したり、新聞を
チェックしたりしましたよね。
実は調べてみるとなんとお年玉付年賀はが
きは一般の民間人が考案したものなのです
1949年に自ら郵政大臣に考案して採用
されたのが今となっては馴染み深いお年玉付年賀はがきとなったのです。
当時は戦後だったため、この新しい
取り組みに国民の関心は高まりロングセラーとなっています。
一般の民間人が閣僚と面会し考えを述べる
機会があったとは今となっては信じられない出来事ですよね。
ですが、一度の面会で採用されたわけではありません。
戦後の混乱がある中でしたのでかなり反対
の声が上がっていたようです。
それでも諦めずに何度も面会をした考案者
の熱意が伝わり、実現して現在まで続いているのです。
年賀状を送る意味は?
たまにテレビ番組などで「年賀状を送るか・送らないか」
というのを見かけるかと思います。
テレビでも話題になるほど近年はメールや
SNSで新年の挨拶を済ます人が多いと思います。
手軽に送ることが出来てとても便利だと思います。
ですが、それだけ年賀状を出す人が少なく
なっている証拠ですよね。
現に、年賀状の売り上げは年々減少傾向にあります。
ですが年賀状自体が無くならないのは
不思議ではないですか?
それは、親しい人にはデジタルな挨拶をす
るかもしれませんが
上司や親戚、お世話になった方などには
年賀状を送る方がいるからですよね。
日頃、直接なかなか伝えにくい感謝の
気持ちを文字であらわす絶好のチャンスです。
しばらく会っていない人にも、現在の近況
などを伝え、長く付き合って行くのも
年賀状を送る大切な意味があるのでは
ないでしょうか?
日本人は文字の暖かさを知っているから
こそ年賀状は今でも特別なのではないでしょうか?
年が明けてポストを開けて年賀状が入っ
ていたら嬉しくなりますよね。
子供のころは特にワクワクした方が多いのでは?
そんな喜びを現代の子にも味合わせてあげたいですよね。
年賀状には貰い手を暖かい気持ちにさせる
不思議な力があるのかもしれません。
海外で年賀状の習慣ある?
日本では当然のように感じていた年賀状
ですが、海外でも年賀状の習慣があるのかご存知ですか?
韓国や台湾、中国など日本の近くに位置
する国は似たような習慣があるそうです。
特に中国は日本と似ていて
お年玉付年賀はがきもあります。
ですが、日本のように元旦に年賀状が届
くことを重要視する国は非常に少ないそうです。
また、喪中というのも日本特有なので他
の国では喪中で年賀状を送らないということは無いそうです。
日本人の細かい気配りはこういった場面
でも見られるのかもしれませんね。
また、アメリカやヨーロッパなどは
年賀状の習慣はありません。
その代わりと言ってはなんですが、クリスマスはかなり盛大にやりますね。
クリスマスではクリスマスカードを渡す
習慣があり、そこに新年にかけての挨拶を書くことが多いようです。
確かにお正月がある国と無い国があるので
年賀状というものが無い国があっても不思議ではありません。
国によって様々な新年の挨拶の方法がある事が良く分かりますよね。
まとめ
つい数年前まではお正月に年賀状を沢山
抱えながら配達している郵便配達員さんを見かけましたよね。
ポストの前で子供が楽しみにして年賀状を
待っている姿も最近は見かけなくなりました。
やはり年々販売枚数が減ってきているそうです。
便利になったデジタル社会にも良いところ
は沢山あります。
ですが、やはり思いを手書きで書くのは
貰う側も嬉しいですよね。
是非、新年の挨拶は字で思いを伝えてみませんか?
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