リードディフューザーの作り方は?置き場所と長持ちさせる方法!
アロマの瓶に棒が挿してあるアロマのスティック「リードディフューザー」
「リードディフューザー」は、火や電気を使わずに、置いておくだけで良い香りがする、ルームフレグランスの一つです。
アロマオイルを入れた瓶に、リードと呼ばれるスティックを差すだけで、部屋中に香りが満ち溢れます
そんな「リードディフューザー」を手作りすることが出来ます。
リードディフューザーの作り方や置き場所と長持ちさせる方法などについてご紹介していきます。
目次
リードディフューザーの作り方は?
リードディフューザーの作り方です。
- 無水エタノール…100ml
- 好みの精油ブレンド…10ml
- リードスティック(竹串でも)…10本程度
- ガラスの小瓶などの容器…1個
を用意してください。
容器にエタノールを注ぎ、オイルを加えます。
そこにリードスティックを差したら完成です。
竹串を使う場合は、オイルに差す方の端を斜めに切ってオイルの吸い込みを良くしてください。
エタノールを使う時は、絶対に火の近くで作業しないでくださいね、引火します。
エタノールとアロマオイルの分量は10対1ですが、オイルの量はお好みで変えてくださいね。
ちなみにアロマオイルを加えたエタノールを3~4日寝かせると、エタノールのアルコール臭が和らいで香りが良くなりますよ。
気になる方は、ぜひ試してください。
また、リードは、葦や藤などでできており(竹串でも)、リードの本数を変えることで、香りの強さを調節できます。
しかもインテリアとしても可愛く、玄関など、目立つところに置いておいても素敵です。
リードに着色された色や小瓶の形など、自分で好みのものを使うことも出来ます。
リードディフューザーはどこに置く?
リードディフューザーは、火や電気を使わないので、玄関やリビングなど、良い香りを楽しみたい場所ならどこでも置けます。
ですが、アロマオイルは湿気に弱いので、バスルームに置きっぱなしは、避けたほうが良いです。
アロマオイルが変質して、いい香りから嫌な香りに変わってしまうことがあります。
バスルームで使いたい場合は、湿気の少ない、お風呂の入る前にリードディフューザー置いて、香りが満ち溢れたら他に移動して下さいね。
また、リードディフューザーの仕組みとして、熱などでオイルを揮発させて積極的に香りを出すものではありません。
自然に揮発させてほのかに香らせるものなので、大きなお部屋などには向きません。
大体6~8畳くらいのお部屋に適しています。
リードスティックの数ですが、玄関などで4~6本、リビングなどでは8~10本が目安です。
置く場所によっても、リードの数を調節してくださいね。
リードディフューザーを長持ちさせる方法は?
持ち時間ですが、100mlで1か月程度です。
使用しているうちにリードにオイルが詰まって香りが弱くなります。
その時はリードのオイル側の先を切るか、リードの上下をひっくり返して、乾いている方をオイルに浸しましょう。
また、アロマオイル内の水分が気化してねばついて来たり、リードがドロドロになったりすると香りが弱くなります。
そんな時は追加でエタノールを足してください。
その他にも長持ちさせるコツがあります
瓶の口は細いものにする
エタノールの不要な揮発を減らすことで、減りを遅らせます。使わない時はふたを閉めてしまうのも手です。
グリセリンを加える
グリセリンは、エタノールの揮発を抑えます。
エタノール100mlに対して、グリセリン10ml程度を混ぜておくと良いでしょう。
全体量の10分の1が目安です。
複数のオイルを組み合わせる
アロマオイルは成分によって香りの持続性が違います。
一種類だけのオイルよりも、香りの持続性の違うオイルを足すことで長く楽しむことができます。
香りが持続する速度=揮発速度(ノート)と言い、揮発速度が速いものから、トップノート、ミドルノート、ベースノートと言います。
○トップノート
柑橘系、ティートリー、ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、レモングラスなど
○ミドルノート
イランイラン、カモミール、クラリセージ、ゼラニウム、ジャスミン、ネロリ、フランキンセンス、ラベンダーなど
○ベースノート
サンダルウッド、シダーウッド、パチェリー、などです。
異なるノートの精油をバランスよく組み合わせると、香りが持続します。
徐々に変わる香りの変化も、楽しむことができますよ。
また、保留剤となるベースノートの精油を入れると、持ちが良くなります。
ブレンドするのが面倒な時や、どんな香りを選んでいいかわからない場合は、お店ですでにブレンドしてあるものを買ってみてはいかがでしょうか。
香りの相性や持続時間などもちゃんと考えて作られています。
アロマオイルの注意点
★保管方法
- 直射日光の当たらない、風通しの良い場所に保管
- キャップをしっかり締めて立てて置く
- 開封後は1年位で使い切る
★アロマオイルを振らない
振ると空気に触れて酸化しやすくなります。
アロマオイルを使う時は、45度に傾けて垂らす。
出にくい時は、手で少し温めて使いましょう。
また、空気穴があるものは、穴が上になるようにしましょう。
★皮膚刺激に注意
柑橘系は、日光などの強い紫外線と反応して、皮膚に炎症を起こすことがあります。
また、アロマオイルによっては、炎症・かゆみが出る場合がありますので、直接皮膚につけないようにしましょう。
★引火性がある
リードディフューザーに使われるエタノールやアロマオイルは引火するため、火元に置くのはダメです。
キッチンなどは避けましょう。
★小さなお子さんやペットが触れない
倒れやすい不安定な場所や、小さなお子さんやペットが触れるようなところも避けてくださいね。
特に猫は、命に関わります。
猫は、アロマオイルの成分を上手に解毒できずに、体内に溜まって悪影響を及ぼすのです。
★アロマオイルの香りが不快と感じたら、すぐに使うのをやめましょう
まとめ
リードディフューザーの作り方は?などについてご参考になったでしょうか。
そのまま買うと、高いもので1万円くらいするリードディフューザーですが、手作りすると安く上がります。
エタノールや竹串など、100均やドラックストアで安く手に入るものを使っていますし、、アロマオイルも通販などで探せば、お手頃価格のものもあります。
自分好みのリードディフューザーを作って、アロマ生活を満喫してくださいね。
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