年の瀬とはいつからいつまで?意味や語源と使い方の注意点!

年の瀬いつから

年末が近づいてくると、なんだかやり残したことがないか、ソワソワしますね。

大掃除にクリスマス、年越しの準備と何かと忙しい時期です。

この時期を表す言葉で「年の瀬」って、よく耳にしますが・・・

この「年の瀬」はいつからいつまでなのでしょうか?

また、どういう意味かご存知でしょうか?

年の瀬とはいつからいつまで?意味や語源は?などについてお伝えします。

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年の瀬とはいつからいつまで?

年の瀬いつからいつまで?

年の瀬が、いつからいつまでかというと、「12月中旬~年末」です。

年の瀬の期間は、はっきり決まっているわけではありませんが

12月13日頃から正月の準備をする地方が全国的に多く、この辺りから年の瀬を実感することから主に12月中旬~年末と言われています。

実は江戸時代には大掃除をする日が12月13日と決まっていて、この日は江戸城も長屋も一斉に大掃除を行いました。

そのなごりなのですね。

「年の瀬」の言葉自体が「年末、年の暮れ」と言った意味に使うので、特に12月後半を指します。
そのまま、年末までを言うのです。

年の瀬の意味は?

年の瀬 意味

年の瀬の「瀬」は「川の瀬」を表しています。

川の淵(ふち)が、川の流れの深く緩やかなところであったのに対して、

川の瀬は、川の水位が低く浅い部分の事で、全体の川の中でも流れが急で勢いを増すところを表しています。

年の瀬の意味としては、「1年で一番慌ただしく速く過ぎてゆく時期」ということになります。

瀬を使うことわざは多くあります。

  • 昨日の淵は今日の瀬(世の中の定まらぬこと。昨日は緩やかな流れだったのに、水量によって簡単に今日は急な流れに変わる、という意味)
  • 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(人生には良い時も悪い時もあるという事。同じ瀬でも溺れる瀬も生還できる瀬もあるという事)
  • 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(覚悟があってこそ危機的状況から抜け出せるという事)

など、瀬を使うことわざには緊迫感がありますね。

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年の瀬の語源は?

年の瀬の語源

年の瀬の語源は「ツケの支払い」です。

江戸時代に、支払いを台帳に書いてもらっておいて、年末にまとめて払う「ツケ」の習慣がありました。
年末に清算し、年始を清らかに過ごす意味もあったのでしょう。

商品や食事の代金をまとめて後で払うのですが、生活の苦しい人にとっては年末にツケを払ってしまって、大晦日や年始に食事や暖を取れないという事もあり、困難を極めました。

命の危機すらも招きかねない年末のツケの支払いの事を「年の瀬」と言い、多くの人は命がけでツケの支払いをしたのです。

年賀状で「今年も無事に年を越せましたこと・・・。」という挨拶文や「越年」という言葉がありまが・・・

大げさではなく、本当にツケの清算をできるかどうか、命をつなげるかどうかの瀬戸際であった時期があったのですね…。

江戸時代の「年の瀬」

「借金取りは大晦日を過ぎたら取り立てができない」(借金が次の年に持ち越される)という暗黙のルールがあったようで、そのために仮病を使うなどの作戦を練る人もいたそうです。

借金取りの方も必死で、5~6人の男たちを従え、大きな丸太で家ごと壊すと脅し、お金を支払うように仕向けることも。

借りる方も貸す方も必死ですね。

落語の演目でも、大晦日の長屋を舞台に、ツケの回収にくる業者と、撃退しようとする主人公のお話で「掛取万歳(かけとりまんざい)」というものがあります。

「年の瀬」言葉の使い方

年の瀬の使い方

「年の瀬」の言葉の使い方で注意点は、「慌ただしい」「鬼気迫った感じ」で使います。

「年の瀬を感じる」というのは情緒的な意味より、「年末が近づいて焦りや余裕のない感じ」という状況の使い方になります。

現代でも、12月は仕事などが忙しくなり始める時期ですよね。
「お忙しいですね」
「もうすぐ年末ですがお互いに頑張りましょう」という意味で使うのが正しいです。

挨拶の冒頭で「年の瀬」を使用するときは

「年の瀬を迎えお忙しい日々を、いかがお過ごしでしょうか。」
と「年の瀬の忙しい中」という意味合いを持たせると良いです。

帰り際の挨拶では
「良い年の瀬をお迎えください」と
「良い年末」という意味で使うことができます。

12月に入ってすぐであれば「年の瀬に入る」と言い、中旬を過ぎたころから「年の瀬が迫る」といった表現を使います。

12月下旬であれば「年の瀬も押し詰まってまいりましたが」とすると良いでしょう。

「年の瀬も押し迫る」のほうが、より慌ただしい感じですね。

「年の瀬を迎え」は「年末を迎え」というように使ってください。

年の瀬を示す英語って?

年の瀬 英語

ちなみに「年の瀬」のような年末=慌ただしいという感覚は、日本独自のものですので。
英語では時期として
・the last days of the year
・the year end
が年末を表す言葉になります。

年末の挨拶は
・I wish you a Merry Christmas and a happy new year!
・Have a good new year!
ですね。「良いお年を!」という意味です。

12月はクリスマス。日本の「年の瀬」にある緊迫感はなく、どちらかというと、クリスマスのお祭りや長期休暇のワクワクした雰囲気が伝わってきますよね。

まとめ

年の瀬とはいつからいつまで?などについてご参考になったでしょうか。

大掃除、年賀状書き、おせちの準備と仕事納め…。

日本の年末は慌ただしいですが、良い年越しをするために頑張りましょう!

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