神奈川県立四季の森公園で、2019年も「ホタルの夕べ」が開催されます。
ホタルのあのはかなげな光は、オスがメスに対して放つ求愛行動です。
必死に光ることで子孫を残している、その美しい光で私たちは楽しませてもらっているのですね。
成虫になってから、わずかしか生きることが出来ないホタルの光をしっかりと
記憶に残しに行きませんか?
四季の森公園のホタルの見頃や時間「ホタルの夕べ」2019の日程など基本情報について、お伝えします。
四季の森公園 ホタル2019の見頃や時間
蛍を見に家族で横浜市緑区中山の四季の森公園に行ってきました。写真ではうまく表現できませんでしたが幻想的な空間を維持できているのは素晴らしいと思います。→http://t.co/nOk4eDyJqk #蛍 #四季の森公園 pic.twitter.com/AO1FY91Bwn
— TY. (@ty1979tw) 2013年6月20日
「あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ、ほ・ほ・ほたるこい」♪の歌でも歌われているように
ホタルはきれいで流れが緩やかな、水温15~20℃の水場でよく見られます。
光るホタルはゲンジボタル、ヘイケボタルなどで、オスの方が強い光を放ちます。
平均的なホタルの見頃は5月後半から、梅雨入りした6月下旬の間に見ることが出来ます。
関東地方は6月の2週目あたりがピークと予想されています。
月明りがない6月の新月は
6月3日(月)ですので、この前後の日がおすすめです。
ちなみに、7月の新月は、7月3日(水)です。
また、ホタルは一晩中光っているわけではありません。
日没後19時台から飛び始め
- 1回目のピークは20時前後
- 2回目のピークは22時前後
- 3回目のピークは午前2時前後で
一番多く飛ぶのは20~21時
飛ぶ数は時間と共に徐々に減っていきます。
ホタルは光を放つことで求愛していますから、光が目立たなかったり風が強くて飛びにくかったりしたら出てきません。
ですから月明かりのない曇りで風がなく20℃以上の蒸し暑い夜に多く見る事が出来るのです。
四季の森公園ホタルの夕べ2019基本情報
気象庁が出している蛍前線では、東京方面は6月の2週目頃がホタルを見るピークと予想しています。
四季の森公園「ホタルの夕べ」2019基本情報
【開催期間】
6月8日(土)から6月16日(日)の9日間
【場所】:神奈川県立四季の森公園
横浜市緑区寺山町291
【アクセス】
:🚃(電車)
JR横浜線の中山駅南口、地下鉄グリーンラインの
中山駅2番出口から徒歩約15分。
:🚌(バス)
JR横浜線中山駅からバス
横浜市営バス:「136系統 よこはま動物園」行き
相鉄バス:「旭11 鶴ケ峰駅」行き
「旭13 よこはま動物園」行き
「旭14 よこはま動物園」行き
「長坂」バス停下車 公園南口まで徒歩約3分
相模鉄道鶴ケ峰駅からバス
相鉄バス:「旭11 中山駅」行き
「長坂」バス停下車公園南口まで徒歩約3分
「旭11 西ひかりが丘」行き
「西ひかりが丘」バス停下車公園西口まで徒歩約5分
:🚗(車)
保土ヶ谷バイパスの下川井IC出口から中原街道で約3㎞
カーナビに行先を入力する時は、「四季の森公園駐車場」で検索して下さい。
【駐車場】
公園の南口にあります。
165台が収容できます。
【料金】
平日は無料ですが、土日祝日は普通車1日1回520円
【時間】
通常は8:30~17:00
5月1日から9月30日
8:30~18:00
ホタルの夕べの期間中
8:30~20:50
※四季の森公園の駐車場は165台しかないです。
特に土曜、日曜には大変混雑な予想され並んでも駐車場に入れない可能性が高いです。
18時前には満車になりますので、ご注意下さい。
JR横浜線中山駅から徒歩約15分ですので、中山駅周辺の駐車場に駐車するのもいいですね。
【HP】:神奈川県立四季の森公園
ホタルが数多く発生する場所や鑑賞の注意点
ホタルは水辺で良く見ることが出来ます。
19時半から20時半くらいの時間帯では、ピーク時には180匹以上のゲンジボタルが飛ぶこともありますからこれは必見ですね。
ホタルが数多く発生する時期は、日を追って場所を変えながら、6月中旬にはピークを迎えます。
あし原湿原付近→しょうぶ園付近→上の池付近を散策してみて下さい。
ホタルの夕べ開催中は暗くなると提灯が、点灯し幻想的な雰囲気になります。
蒸し暑く、風が弱く、月明かりのない曇りの日というホタルの良く飛ぶ気象状況の日を、選ぶとより多くのホタルを見られます。
公園内は全面禁煙、ホタルの夕べ開催中はペットは入れません。
ホタルは強い光を嫌いますから、ライトはつけないで下さい。
もちろんフラッシュ撮影もNGです。
オスのホタルを待っているメスのホタルを、踏んだりしたら大変ですから
むやみに草むらの中にも入らないようにしましょう。
また、マムシ出没注意の看板には、近づかないようにしましょう。
草むらなどで光ってると思っても「マムシ」の目が光ってホタルに、見えることがありますので、注意して下さい。
ホタルは水のきれいな場所を好みますから、ごみは持ち帰って下さい。
蛍鑑賞の服装や注意点もご覧ください。
そして、ホタルはとても短命です。
6月に産卵、7月に孵化した後6回の脱皮を繰り返し4月に水から出る幼虫になり
40日ほど過ごした後、地中の部屋でさなぎになります。
そしてようやく6月に羽化して成虫に。
必死に光って子孫を残して死んでしまいます。
ですから、決して捕まえたりしないで下さい。
四季の森公園公園には
- ビジターセンター
- じゃぶじゃぶ池
- 野外ステージ
- 展望広場
- 遊具広場
- しょうぶ園
があります。
大型の遊具も多くありますから、明るいうちから遊んで、ホタルの時間を待つのも良いですね。
まとめ
四季の森公園ホタルの夕べのまとめはご参考になったでしょうか。。
ジメジメとしたうっとしい梅雨の季節ですが
この時期しか見れない幻想的なホタルの飛び交う様子を楽しんで下さい。
四季の森公園には菖蒲園もあり、同じ時期に約4500株の菖蒲も見頃を迎えます。
ピーク時は、ホタルよりも人の数の方が、多いほどの賑わいを見せる四季の森公園です。
ホタルや菖蒲の他、野草ガイド入門講座や初めての草笛教室、自然観察会などのイベントの他
園内一斉清掃のボランティア活動もあります。
興味のある方はそちらにも参加してみて下さいね。
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