暖かくなると色々な花が咲き始め、何だか明るい気分になって
自然と、どこか綺麗な花が咲いてる場所に、行きたくなりまね。
そこで、いつも困るのが「蜂」!
花の匂いに誘われてたくさんの「蜂たち」が蜜を求めてやってきてます。
「蜂」が苦手な人にとっては、落ち着かない季節ですね。
そこで
蜂が嫌いな匂いと刺されない方法
もし刺されたらどうする?
もしもの時の対処法についてお伝えします。
蜂が嫌いな匂いは?
木酢液
蜂は本能的に、煙の匂いが嫌いです。
山火事などを連想して、そこから立ち去ります。
木酢液は、煙のような匂いがするので、嫌がりますが、匂いは強烈です。
ハッカ(ミント)
ハッカに含まれるメントールには、防虫効果があります。
木酢液は強烈な匂いがしますので、キャンプやバーベキューなど野外活動におすすめです。
家庭では、ハッカ油スプレーがおすすめです。
ですが、ハッカ油スプレーのデメリットは、効き目の持続性がないことです。
香りが薄くなると、効果も薄くなります。
メリットは成分の面で、安全性が高いです。
ハッカ油スプレーの作り方
用意するもの
- ハッカ油
- 消毒用エタノール
- 精製水か塩素が含まれてない水
※水道水では塩素がハッカの成分を分解してしまう可能性があります。 - スプレー容器
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ガラス製、陶器製
※ポリスチレン(PS)製は容器が溶けるおそれがあります。
作り方
ハッカ油20滴~30滴を、消毒用エタノール10mlで混ぜよく溶かす
その後精製水90mlを加えてスプレー容器に入れてよく振る。
肌の弱い人は、薄くして作ることをおすすめします。
体に使用しない場合は、ハッカ油の濃度を濃くして使ってみて下さい。
使う時の注意点
- 目に入らないようにする。
- 皮膚にかぶれを起こさないかチェックしましょう。
- ハッカ油は猫にとっては毒になりますので要注意!
人間や犬は、毒を分解する酵素を持ってますので、毒にはなりません。 - 蜂の嫌いな匂いを服にかけておく。
(ハッカ油スプレー) - 蜂の嫌いな匂いをまく。
野外の場合(木酢液) - 肌の露出は少なくする。
- 黒い服、黒いバック、濃い色は避ける。ほとんどの蜂は夜活動しませんが、活動する蜂もいますので、夜は白い色は避ける。
- 蛍光色の服や光るものには注意。
- 甘い香りや匂いのきつい
香水、整髪料、化粧品、柔軟剤
シャンプーは避ける。 - 大きな声は出さない。
- 蜂を手で振り払ったり、
走ったりしない - 蜂にいたずら等して刺激しない。
- 蜂の巣には決して近づかない。
ハッカ油に集まる「シンバムシ」に注意!
シンバムシは、茶色・黒色で体長は、数ミリ程度の小さな虫です。
このシンバムシは、ハッカ系の臭いを好むようで、ハッカ油を使用すると、その香りに誘われて集まってきます。
シバンムシが発生した場合は「ヒバ油」が有効。
逆に、ジェル状のハッカ油に誘い込んで、撃退する方法もあります。
蜂に刺されない方法は?
蜂の種類によって攻撃的な蜂や
温厚な蜂がいます。
スズメバチを目撃したら、そこから身をかがめ静かにゆっくり立ち去りましょう。
巣に近づいたり、いたずらしたりしなければ、人間を攻撃することは、ほとんどありません。
ミツバチ、クマバチは、人間には関心がなく危害を加えなければ、人間を攻撃することはほとんどありません。
クマバチは羽音が、ブンブン大きくからだも大きいので、怖いイメージですが性格はおとなしいです。
蜂の種類によって対応しましょう!
もしも蜂に刺された時の対処法
蜂の巣が近くにあったり、知らぬ間に刺激してしまったりで
どんなに用心していても蜂にさされてしまうことが、あります。
そんなときは
刺された場所からゆっくり立ち去る
まずは安全の確保
その場所にいると、仲間の蜂が集まってくる可能性があるので、ゆっくり蜂を刺激しないように安全な所に逃げましょう。
スズメバチの場合飛ぶ速さは、時速30キロ~40キロ
人間がいくら速く走って逃げてもかないませんので、建物の中等、蜂が入ってこれない場所に避難する。
針が残ってる場合は取り除く。
ミツバチの場合は針が刺さったままになってる場合があるので、針を取り除く
ミツバチの針は毒腺が付いたまま毒を送り続けます
毒腺を圧迫しなよう針の部分を抜く。
傷口を水で蜂の毒を洗い流す。
蜂の毒は水に溶けやすいので、傷口を血とともに毒を絞りだして水で洗い流す。
毒を吸い出す(ポイズンリムーバー)があれば便利です。
口で毒を吸い出すと口の中に傷がある場合は、毒が入り込んでしまうことがあるので注意して下さい。
傷口に薬を塗る
症状をやわらげるために、抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏の薬を塗る。
市販薬では、虫刺されの薬に、この成分が入ってます。
ムヒアルファEX
メディクイック
オイラックスPZ軟膏など
病院の皮膚科に受診する。
過去に蜂に刺されて体の具合が悪くなった人は、ただちに皮膚科に受診しましょう。
※蜂毒アレルギーを持ってる人は
エピペン(アドレナリン自己注射薬)を常に携帯して下さい。
※キャンプ、野外で活動する場合は、スズメバチに襲われた時に、もしものために蜂用ジェット噴射の殺虫スプレーを用意しておきましょう。
最後に
蜂の中でもスズメバチには気をつけましょう。
特に夏から秋は危険な時期です。
ハナバチの場合は、人間には無関心で花の蜜、花粉をせっせと集めてます。
性格は、おとなしく人間が攻撃しなければ、めったに、刺すことはありません。
ハナバチには過剰に反応しないで、少し勇気を持って観察して見て下さい
クマバチは怖いイメージがありますが、よく見ると意外と可愛いです。
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