神奈川県藤沢市にある島、江の島。
風光明媚な観光地で、週末にはたくさんの人で賑わいます。
東京オリンピック2020のセーリング競技会場にもなり、これからは海外からの観光客でもにぎわいそうですね
江の島には島全体に大きな神社があり、素晴らしいパワースポットとしても知られています。
日本三大弁天の一つとも言われています。
そんな江島神社の魅力と、年初めの江島神社の初詣2020の混雑を避ける参拝時間についてご紹介します。
江島神社の初詣の基本情報
江の島に3つの宮をもつ江島神社。
海の神・水の神、そして芸事の神とされています。
江の島の島の入口に赤い鳥居があり、そこから山を登るように、参拝の道が開かれています。江の島の中を通ると、そのまま参拝できるように道が作られています。
参拝時間は、空いていれば1時間ほどですべてまわることができます。
しかし、初詣の時の混雑で、神社に入るだけで2時間待ち、という事も…。
【場所】「江島神社」
神奈川県藤沢市江の島2丁目3-8
【初詣参拝者数】例年約15万人。素晴らしい人出ですね。
【アクセス】
🚃(電車)
- 小田急線「片瀬江ノ島駅」
- 江ノ電電鉄「江ノ島駅」
- 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」
各駅から徒歩約15~20分ほどになります。
電車ですと、江の島の弁天橋の入口近くまでは駅があるのですが、駅から橋の入口まで歩き、その後、橋をこれまた徒歩で歩き…となるので、そのくらいかかります。
橋は大きなもので歩きやすいのですが、海上にかかっているので、海風が強いです。
寒い時期ですので、防寒はしっかりとしてお出かけください。
🚌(バス)
江の島内の「江ノ島停留所」まで乗り入れることができます。
- 藤沢駅南口より約20分(江ノ電バス)
- 鎌倉駅東口より約30分(京浜急行バス)
- 大船駅東口より約30分(江ノ電バス・京浜急行バス)
と、最寄りの駅から乗ることができます。
🚗(車)
- 第三京浜から保土ヶ谷IC→横浜新道から戸塚→国道一号線から134号線→江の島へ
- 横浜横須賀道路から朝比奈IC→県道204号から21号線→滑川信号右折→134号線→江の島
※駐車場は、島外の134号線沿い、もしくは島内にも多数あります。
通常ですと島内だけでも
- 観光協会江の島駐車場 24時間営業(78台)
- 江の島なぎさ駐車場 7:30~21:00(327台)
- 江の島かもめ駐車場 5:00~21:30(503台)~2017年7月にオープンしました~
- 湘南港臨港道路附属駐車場 5:00~21:30(347台)
と1250台位の駐車場があるのですが、お正月の混む時期にはこちらも満車の可能性があります。
一番近い場所ですと、6:00頃には満車になることもあります。
※駐車場の空車情報で確認できます。
「湘南海岸・江の島の駐車場の空車情報の湘南なぎさパーク」
江島神社の初詣 2020の混雑を避ける参拝日時は?
江の島神社の参拝時間ですが、島に入るのはいつでも大丈夫なのですが、神社の受付時間と弁財天の拝観が8:30~17:00と限られています。
おみくじを販売している社務所も17:00で閉まるので注意してください。
特に元旦の朝から日中には、江の島の入口である弁天橋の前から大混雑します…。
シーキャンドルをはるか先に眺めながらの早朝の寒さは、体も心も凍ります…。
参拝するまで2時間待ち。
海からのご来光はキレイですが・・・
元旦の穴場の時間帯ですが、朝にこだわるなら
初日の出を見る人が海辺に集まるので、その前に神社に並ぶと良いです。
初日の出後には再び混みます。
ただし、そこまで早いとエスカー(江ノ島内のエスカレーター)やお店はやっていないので、本当にお参りだけ、になりますが…。
エスカーの営業時間内でしたら、エスカーで辺津宮(へつみや)へ向かうのがおすすめです。
特に、小さいお子様・お年寄り・ワンコ連れの人は、狭い参道や階段を少し避けることができるのでいいですよ。
エスカーの乗り口は、朱の鳥居(しゅのとりい)の階段の手前を左に行くと見えてきます。
そして、夕方以降はだいぶ減ってきます。
おみくじがギリギリ間に合う、16時あたりがおススメです。そこからですと、参拝に並ぶのも30分くらいで済みます。
暗くなってきてからの、シーキャンドルのライトアップや夜景も楽しんでください。
江ノ島イルミネーションのお得情報
日中も混むので、やはり、朝と夕方が狙い目です。
海辺なので、とにかく冷えます。
防寒対策はしっかりとしてくださいね。
4日以降はだいぶ行きやすくはなりますが、それでも人出はあります。
1月7日以降の平日でしたら、ゆっくり参拝できますよ。
江島神社のご利益や見どころは?
江の島神社のご祭神は
- 奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
- 中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
- 辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
の三人姉妹の女神さまです。
合わせて江の島大神と呼びます。
この3人の神様及び3つの宮を総称して、江島神社と呼んでいるので、3つの宮すべてお参りするのが正式な参拝方法です。
入口に一番近い、辺津宮だけのお参りではダメですヨ。
古くは江の島明神とされていましたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されました。
「江ノ島は弁財天と聞くけど、三人の女神さまのうち、だれが弁財天なの?」
というのは、ここに答えがあったのです。
神様としての江の島明神、仏教としての弁財天・・・という訳で、だれがという訳はないのですね。
昔は戦いの神様としての信仰がありました。
今では芸能、音楽、知恵の神として、または海の神、水の神、幸福、財運を招く神として人気があります。
前々から
「女神さまたちの嫉妬で、江の島に行くカップルは必ず別れるから、恋人といかない方が良い」と言われていましたが、
実はこれは昔、江の島は大きな遊興の場でして・・・、いわゆる花街のようなところでした。
男の人が、風光明媚な江の島に女の人も遊びに行きたがるようでは具合が悪いから、ということで流したウワサだとか。
カップルがくるようなところだと、思いっきり遊べないから、という訳です…。
今では、
「竜神と女神の伝説」にちなんで
「竜恋の鐘」が建立され、恋愛成就のスポットとしても有名になりました。
龍恋の鐘。
天女(江ノ島弁財天)と五頭竜の結びつきにちなんだ、綺麗な鐘の音を鳴らして祈る恋愛成就祈願の場所。皆様の恋愛が尽く成就しますように( ^ω^ ) pic.twitter.com/dfJmuUVeOF
— Ragna (@R_agna) 2016年7月14日
「江島縁起」によると、
鎌倉に住んでいた悪い五頭竜が、悪事を重ねていたところ、美しい天女に諭されて悪さを止めたのです。
その後、龍は天女に恋をし、
「悪いことを止めるなら、結婚する。」
という天女の言葉を聞き入れ、その後は善龍となって天女と夫婦になったと言います。
龍は海を離れ山となり、江島近くの龍口山に。天女の天下りとともに出現した島が、江の島と言われています。
なんとも素敵な物語ですね。
まとめ
江島神社の初詣 2020について、ご参考になったでしょうか。
江の島近くの藤沢の遊行寺の坂を箱根駅伝で使うので、お正月の2、3日でしたら、駅伝の通過情報もチェックしてからお出かけくださいね!
行き帰りの道で、影響があるかもしれません。
江島神社は、ペットOKでペット用のお守りなどもありますよ。
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