恵方巻きを食べる理由や定番の具材は?毎年恵方が変わる?!

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恵方巻き食べる理由
節分に食べるものと言えば、炒り大豆でした。

最近では、『恵方巻』がコンビニやスーパー、お寿司屋さんなどで売られていますよね。

炒り大豆派でしたが、節分に恵方巻きも食べるようになりました。

恵方を向いて無言のまま食べると良いらしい。そんな漠然とした事しか知らずに
ただ美味しいから食べていました。

しかし今年こそは、ちゃんと理由を踏まえて食べてみたい。

というわけで、恵方巻きを食べる理由と使われている定番具材について、調べてみました。

目次

恵方巻き食べる理由は?

恵方巻を食べる理由としては
厄払いをして新しい年に福を招くためです。

また、恵方“巻き”にすることで「福を巻き込む」事ができる。

というゲン担ぎの意味合いがあるのだとか。

恵方巻きの”恵方”はその年の年神様がいる有難い方位の事を指します。

そして、今でこそ一年の始まりは、1月1日
ですが、昔は春の始まりが一年の始まりと考えられていました。

となると、立春が春の始まりになり、今で
いうお正月に当たる、という事になるんですね。

節分はその立春の前日なので、大晦日にあたります。

この大晦日の日に、年神様がいる方位に向かって恵方巻を食べることで、良い年が
迎えられると昔は、考えられていました。

ちなみに、黙って食べるのにもちゃんと理由がありました。

初詣の時など、黙って静かに両手を合わせてお参りしますよね。

それと一緒で、神様に失礼の無いよう、静かに食べないといけないのです。

また、良い縁が切れないよう、切れていな
い太巻きを食べるのが恵方巻の習わしなんですね。

恵方巻きの定番具材や理由はあるの?

毎年、色んな具材が入った恵方巻が
スーパーなどで売られていますよね。

個人的には海鮮が入った太巻きが特に好きです。

ちなみに、ベーシックな恵方巻には、昔か
ら一般的に太巻きに入っていた具材がよく使われています。

定番の具材としては、玉子やかんぴょう、桜でんぶ、きゅうり、しいたけ
うなぎ、海老などが使われています。

恵方巻は、「福を巻き込む」ためのものだと説明しました。

この“福”として七福神にちなんだ7種類の
具材を入れる、というのも恵方巻のポイントの一つ。

とは言っても、七福神に対応した具材が
存在する訳ではありません。

7種類入っていれば基本的には何が入っていても良いようです。

となると、海鮮や子供向けにツナやとびっこなどの食材が入っていても、7種類入っ
ていれば恵方巻としては成立するという事なんですね。

恵方巻き食べきれないときどうする

恵方巻を食べる上で、困っている人も多いのではないでしょうか。

特に、子共やお年寄りだと、一本丸ごと
食べるのは中々厳しいものがありますよね。

と言うか喉につまって危険です。

そんな時には、自分で食べきれるのはこの
くらいと決めて、ある程度の長さで切り分けて食べるのは、実はOK。

例えば、18㎝の長さの恵方巻がスーパーで
売っていたからと言って、そのまま一人で食べなくても良いんです。

2人で半分にしたり、家族3人で分けて食べる、というのもアリ。

あくまでも健康祈願などのために食べる物
なので、無理をして食べる物ではない、という事なのですね。

大事なのは一人で恵方を向いて黙って食べきる、という事。

なので、一人で食べきれるサイズに切ってから、しっかり食べきるようにしましょう。

それでも切るのは嫌だなあ、という時には
いっそ超細巻きにしてみるのもオススメです。

超細巻きなら、女性や子供でも1本そのまま
食べきる事ができるのではないでしょうか。

毎年恵方が変わる理由は?

スーパーのチラシなどで、恵方巻と一緒に
『今年の恵方は○○』と書かれているのを目にしますよね。

毎年、コンパスなどで方位を測っている人が多いと思いますが
みんなの知識ちょっと便利で調べることが出来ます。

もし、毎年変わらずにいてくれたら、印でもつけておけるのに、と思わずにはいられません。

恵方は年神様の居る方角だと、ご紹介しました。

陰陽道で十干(干支に似た暦や方角の表し方)と十二支の巡りに合わせて、

この年神様の居る良い方角は変わると考えられています。なので、毎年恵方が違うんですね。

つまり、暦によって、既にその年の恵方は
決められているという事なのです。

占いなどで今年の恵方はここ!と決められるから毎年違う、というわけではありません。

恵方巻きは、年神様がいる方角を向いて食べることにこそ、意味があります。

なので、方角を間違えてしまうと、単に
美味しい太巻きを一人で食べた、という事になってしまいますよ。

面倒臭いから省略してしまうと、恵方巻の意味がありません。

食べる前に、しっかり方角を確認するのをお忘れなく。

まとめ

恵方巻は、福を呼び込むための縁起物。

新しい年が良い年になりますように
と年神様にお祈りする為に食べる物
だという事が、よく分かってもらえたのではないでしょうか。

今年2018年の恵方は南南東となっています。

そして、節分にあたる2月3日は土曜日ですね。

恵方巻を買って食べるのも良いですが
お好みの具材を7種類用意して、自分で
巻いてみても良いかもしれません。

自分で作れば、食べきれるサイズで作る事だってできますよ。

家族で楽しく恵方巻を作って、美味しい
恵方巻を最後まで食べ切って福を招く。

『笑う門には福来る』とも言いますから、幸先の良いスタートが迎えられるのではないでしょうか。

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