あなたは往復はがきを
使ったことありますか?
今の時代、連絡のやり取りは
メールやLINEですることが多く、
往復はがきを使ったことがない
という方もいるかと思います。
個人的に
初めて往復はがきを使ったのは、
学生の時に駐輪場の申込みをする時でした。
往復はがきって、はがきが二枚
繋がったような形になっていて、
どっちが返信用なのか迷ったのを覚えています。
なかなか使う機会がない往復はがきですが、
社会人としては使えるのが常識です。
急に使う事になった時に慌てない為に、
往復はがきの書き方・送り方をご紹介します。
書き方のマナーなどもありますので、
しっかり頭に入れておきましょう。
往信・返信それぞれの書き方や基本的な送り方
まずは、往復はがきとは
どういったものなのかご紹介しますね。
☆差出人がメッセージを書くための
「往信用はがき」
☆受取人が返信を書くための
「返信用はがき」
その二つのはがきがくっついている
はがきを往復はがきといいます。
郵便局には、
初めから半分に折れている往復はがきと、
折れ曲がっていない往復はがきがあります。
折れ曲がっていない往復はがきは
印刷で使われることが多いです。
もし、結婚式の二次会や
同窓会の案内を作る時は、
枚数をたくさん用意する関係で
きっと印刷されると思います。
ですので、折れ曲がっていない方の
往復はがきを購入しましょう。
ちなみに、金額は同じですので、
都合が良い方を購入してくださいね。
では、書き方と送り方について
ご紹介します。
- 差出人がするべきこと
- 記入
- 往信のはがき宛先面
送り先の住所と氏名を記入する。
☆返信のはがき宛先面
自分の住所と氏名を記入する。
敬称は「様」にせず、「行」や「宛」にする。
往信の白紙面
差出人から送り先の方へメッセージを書く。
結婚式の二次会や同窓会の案内の場合は、
日時・場所・幹事の連絡先など
記載されているかよく確認する。
☆返信の白紙面
送り先に記入してもらう。
出欠席の有無や、メッセージなどに使われる。
☆投函
送り先の住所氏名が外側になるように
折ってから投函する。
注意:反対に折ったら自分のところに
届いてしまいます。
よく確認しましょう!
- 受取人がすべきこと
- 記入
- 返信のはがき宛先面
もし「行」や「宛」となっていたら
二重線を引き、「様」
もしくは会社名だったら「御中」に直す。
☆返信の文面
出欠席の有無や
簡単なメッセージなどを記入する。
特に、出欠席の場合は、「御出席・御欠席」や、
「ご住所・御芳名」など敬称が
付いていることが多いです。
その際は、「御」や「ご」「御芳」の部分を
二重線で消してください。
出欠の際に丸をつける場合には、
「出席」や「欠席」の部分だけ丸をつけましょう。
☆投函
真ん中の切り取り部分をはさみで切り離す。
返信用はがきの方だけ投函する。
注意:間違っても往信のはがきを
投函しないように気を付けましょう!
相手によっては失礼になる!?絶対にやってはいけないマナー違反
ここからは、往復はがきで
絶対にやってはいけないことをご紹介します。
相手の方に悪い印象を与えないように、
よく頭に入れておきましょう。
絶対やっちゃだめ!その➀
返信を電話・メール・LINEで済ませる。
確かに返信用はがきを送るより、
早く相手に伝えられるかもしれませんが、
それはマナー違反にあたります。
せっかく往復はがきを用意しているので、
そちらを使いましょう。
絶対やっちゃだめ!その➁
返信の期日ギリギリ、
もしくは過ぎてから出す
特に、結婚式や同窓会だと
様々な準備に影響します。
返信する際は、届いたら
なるべく早めに返送しましょう。
遅くても一週間以内には
返送出来るようにしましょう。
絶対やっちゃだめ!その➂
記入する時に鉛筆・薄いグレーの
インク・青色を使う。
特に、お祝い事にグレーのインク
で書くのはご法度です。
記入する時は、黒の万年筆、
筆ペンを使うと喜ばしいです。
ボールペンは、
使ってはいけないわけではありません。
ですがいつでもどこでも書けるという
軽い感じがするので、
お祝い事には控えた方が
いいかもしれません。
今、よく見かける消えるペンも
控えてくださいね!
絶対やっちゃだめ!その➃
敬称を二重線で訂正しないで出す。
訂正しないでそのまま返信すると、
マナー違反となります。
きっと、相手の方は
「こんなことも知らないの?非常識だなぁ」
と思うはずです。
これは往復はがきに限ったことだけではなく、
お手紙を書いたり、荷物を送ったりなど、
気にする機会が多いことなので、
普段から気をつけましょう。
宛名の敬称を書き換える時は、
相手によって変わってくるので
注意してください。
- 個人名…「様」
- 役職付きの個人名…「様」・「殿」
- 会社・学校などの団体…「御中」
- お客様・社員などの複数の相手…「各位」
- 講師・医師など…「先生」
※先生を使う場合は、様は付けない。
(二重敬語になるため)
まとめ
往復はがきの書き方・送り方について
ご紹介していきましたがいかがでしたか?
中々使う機会がない往復はがき。
ですが社会人は使い方を知っていて
常識なものなので、いざという時に
きちんと出来るようにしておきましょう。
ちなみに、もし書き損じた場合は、
郵便局に持って行ってください。
手数料を払えば、
また新しい往復はがきと
交換してくれますよ。
書き損じた部分が
修正されているはがきが届いても、
良い気持ちはしませんから、
新しいはがきに書きましょう。
マナーをしっかり守って気持ち良く
相手の方とやり取りできるように
心がけましょう!
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