雨が続く時ってありますね・・・
いい天気の日が少ないと、洗濯物が乾かなくて大変です。
そんな時、夜でも良いから風に当てて乾かしたい!
朝はやることがいろいろあるので、夜の時間を有効に使いたい。
と思うのですが、夜干しってどうなのでしょうか?
洗濯を夜に干すメリットやデメリットや注意点について調べてみました。
洗濯は夜に干すメリットは?
洗濯物を夜に干すメリットは、こんなことがあります。
①夜だと洗濯物が日焼けしない
- 夏場のカンカン照りの時に洗濯物を干すと、焼けてしまってすぐ服がダメになりますよね。
夜干しだと、その心配がありません。
②洗濯物が排気ガスで汚れにくい
- 道路に面しているベランダに干すと洗濯物に排気ガスの汚れがつく場合があります。
- 気管支が弱い人や喘息の持病がある方ですと、服についている汚れで症状が出ることがあります。
③洗濯に、風呂の残り湯が使えてエコ&経済的
- お風呂に入った後のホカホカの残り湯を使えるので経済的です。
- お湯が暖かいうちに洗濯をしてしまうので、洗剤の溶けも良く、汚れも落ちやすいです。朝まで湯をためて洗うより、水の痛みもなく臭いなども気になりません。
- 洗濯のすすぎは、残り湯を使わずに水道水にすると、雑菌やお風呂の残り湯の汚れを落としてくれます。
④夜に洗濯すると電気代が安くなる
- 夜の方が電気代が安いプランに、電話料金の設定を変えてしまいましょう。プラン次第では、かなりお得になります。洗濯機は30~50分近く動かすものなので、電気代もバカになりません。それだけ節約できますよ。
⑤朝の忙しい時間に洗濯しなくても良くなる
- 朝の忙しい時間に、洗濯物を入れて洗剤入れて回して…それを干してベランダに下げるのは結構手間です。夜に洗濯をしてしまえば、少しゆっくり寝られますよ!
洗濯は夜に干すデメリットは?
対して、デメリットはこちら。
①夜露がかかる
- 夜の部屋干しなら良いのですが、外干しですと夜露の心配が。
- 洗濯物がしっとりしてしまい、長い時間放置しなければなりません。
- 外干しをするなら、屋根のあるところに干しましょう。
②雨や風に気づかない
- 室外に洗濯物を干す場合は、やはり少しでも雨が防げる所に干しましょう。
- 風が強くなることもありますので、洗濯物を、しっかりとめて置きましょう。
③夜はゴキブリなどが洗濯物に卵を産み付ける
- 森や木の多い場所に自宅がある場合、夜の外干しは危険です。特にベランダで良く虫を見かけるような場所では、ゴキブリや毒蛾、カメムシが卵を産み付けるかもしれません。そのままタンスで羽化、という考えたくもない事態に…。
④防犯上良くない
- ベランダに火種を投げ入れられて洗濯物を燃やされたり、それが家に燃え移って大火事になる恐れもあります。
- 夜に外に洗濯物を干しっぱなしにしていると、泥棒が留守と判断して狙われやすい、という話もあります。
- 下着などは持っていかれてしまうことも…。もちろん、盗む方が悪いのですが、防げるなら防ぐに越したことはないですね。
⑤洗濯機の音がうるさくて騒音トラブルに
- マンションなどの集合住宅では、洗濯機の音が下に響いて、騒音トラブルになります。遅くても夜9時くらいまでには、回し終えたいですね。
⑥生乾きの可能性がある
- 気温、室温ともに低い夜干しは、ちゃんと洗濯物が乾かない事もあります。
- ジメジメした洗濯物は臭いますし、気分も良くないですよね。などなど。
色んなメリット&デメリットがあるんですね。
洗濯は夜に干す時の注意点や対策は?
洗濯を夜に干すデメリットがたくさんあるのは、わかってるけど・・・
どうしても夜に干さなければならない時もありますね。
そんな時のために、夜干しをするときの対策を考えてみましょう。
①なるべく室内干しにする
夜干しの野外干しは、虫や盗難などリスクが多いです。なるべくなら室内干しにしましょう。
②部屋干し用などの洗剤を使う
どうしても夜露や気温の低下で洗濯物が乾きにくいので、抗菌作用のある室内干し用の洗剤や、塩素系漂白剤を少量入れてください。
生乾きの匂いが抑えられますよ。
生乾きの匂いには、アロマミストや専用のスプレーを使うと良い匂いになりますよ。
③洗濯物はしっかり汚れを落としましょう
洗濯機に、無理に洗濯物をたくさん入れずに分けて洗濯する。
少しでも雑菌が繁殖しないようにしましょう。
④洗濯物の脱水をしっかりする
生地が傷まない程度に、脱水を強めにかけてください。
脱水の際に、乾いたバスタオルと一緒に入れておくと、タオルが水気を吸って乾きやすくなりますよ。
⑤外から洗濯物が見えないようにする
マンションの高層階ならともかく、1階2階の道路側の、洗濯物が外から見える位置に干すのは危険です。
放火を防ぐため、ベランダでも手が届くくらい道路側の近くには、洗濯物を下げないようにしましょう。
また、洗濯物を干しているところ見えないようにしましょう。
洗濯ばさみで大き目のタオルなどを、洗濯物を囲むように下げるだけでも効果的です。
下着などは野外に干さず、なるべく室内の見えないところにかけましょう。
⑥洗濯物が乾きやすい干し方にする
ズボンやスカートなど、干した時に布が二重になってしまう服は、専用のハンガーの力を借りましょう。
ウエスト部分の生地をクリップで止められ、通気性を良くしてくれる仕様になっています。
風通しに気を付けて少し離して干しましょう。
⑦湿気が多い時は浴室乾燥機やエアコンの除湿を使う
多少のガス代や電気代はかかりますが、お家に浴室乾燥機やエアコンのドライ機能があるなら、使わなきゃソンです。
⑧虫よけ対策をする
虫がつくような木の多い場所の近くのベランダでしたら
- 白や蛍光色の服は外に干さない
- 風の強い日には干さない
- 茶や黒の点々が見つかったら取り除き、洗う
- ベランダに、殺虫剤か虫の忌避剤を置く
など、対策をしましょう!
カメムシなどの卵は、定規でこすれば落ちますが。
その際に潰れてしまうと洗濯物が汚れますのでお気を付けください。
まとめ
ご参考になったでしょうか。
虫の卵の被害は日中に干した時にもあるので、なるべく夕方前に取り込むようにしましょう。
洗濯干しの基本は、日中ですが・・・
ちょっと気をつければ、夜干しの洗濯は時短も節約も出来て良いものです。
工夫次第でキチンと乾かせます。
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