11月に入ると、七五三の季節です!
晴れ着のお子さんを町でお見掛けすると、なんだかほっこりした気持ちになりますね。
暦の上では、11月15日が七五三のお祝いの日なのですが、お子さんが3歳5歳だと保育園や幼稚園、7歳ですと就学もしている歳なので、なかなか平日の参拝は難しいですよね。
かといって、土日の神社は混みますし…。
皆さん、いつお参りされているのでしょう?
七五三のお参りはいつ行くのか・時期外れでも大丈夫なのかについてお伝えします。
七五三のお参りはいつ?時期外れで大丈夫!
七五三祝いは基本的に11月15日ですが、かならずしもこの日に!という訳ではありません。
成人の日の様に祝日でお休みになる訳ではないので、平日でしたらなかなか集まるのも難しいですし、その近くの土日ですと、神社も写真スタジオもかなり混みます。
しかもこの時期は寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期です。インフルエンザも毎年流行しますね。
体調を崩しやすい子供に、無理をさせることはありません。
前後1、2か月にあたる9月~12月初旬くらいで、お子さんやご家族のタイミングのいい日を選びましょう。
8月近いと残暑が厳しく、1月に近いと寒さが厳しいです。着物などの礼服には向かない季節なので、秋~初冬までで済ませられたらいいですね。
また、神社の七五三のお祓いは、季節がら七五三の時期にしか行わない、というところが多いので、事前に確認が必要です。
予約なしでもお祓いをしてくれる神社もありますので、ご自分の地域の神社がどのようにしているか、ご確認ください。
お祓いも、空いている時は待ち時間をあわせて30分くらいの式でも、混んでいる時期には何時間待ち、という事もあります。
大人だけならともかく、子供連れには厳しい…。ので、11月15日にこだわらず、無理せずできる日にちがあればそちらの方が良いと思います。
無理はしないで!せっかくの晴れ着も、お子さんがぐずったら台無しです。
七五三の写真
写真スタジオでは、逆に七五三のピークの時期を外して、前撮りの方が、割引が効くところが多いです。
季節によっては半額近くになることも多いので、要チェックですね。
早いところですと、2月くらいから前撮りのチラシを配布しているところもあります。
前撮りの空いている時期の方がたくさんの衣装から選べますし、空いていてお子さんもリラックスして撮影に臨める、というメリットがありますね。
ただ、写真撮影を早く撮りすぎると、前撮りの写真と神社参拝の写真を見比べた場合、お子様が成長しすぎて顔が変わっている場合も・・・
特に3歳、5歳の成長は本当に早いです。
いつも顔を見慣れている親の目からは気づかなくても、写真を見比べていて
「ん?」と思うことも・・・
2~3か月くらいの期間であればそう問題ないかと思いますので、調整してみてくださいね。
11月のお参りの前に写真を撮っておくと、お祝い当日に何かあって参加できなくても安心、という事もありますよ!
七五三のお参りは大安?時間は?
一般的に大安の日のお参りは吉とされています。
友引は、大安の次に一日中、参拝に良い日と言われています。
先勝は、午前中に参拝するのが良いとされています。
赤口、先負、仏滅は良くないと言われています。
ただ、どうしてもこの日に参拝する場合は、先負は午後の参拝が吉、赤口は正午の参拝が吉です。
神社の参拝は、基本的に午前中が良いとされています。
清々しい朝の光を浴びながら、参拝したいですね。
11月15日前後の大安吉日の休日は、どこの神社も混みますので、混雑を避ける意味でも午前中の参拝をおススメします。
もともと、七五三のお祝いは昔から、11月の吉日を選んで神社に参拝するものと言われています。
旧暦の11月15日は鬼宿日と言い
- 「鬼が出歩かない」何をするにも吉日であった
- 3代将軍徳川家光が、5代将軍綱吉の袴着のお祝い(七五三の5歳の男の子のお祝い)を15日に行った
ことによって「七五三は11月15日」が定着しました。
七五三の年齢は数え年?満年齢?
七五三の年齢は、数え年でお祝いするのが基本と言われています。
数え年とは、生まれた年を一歳として考える昔ながらの数え方です。
今では生まれた年を0歳で数える満年齢が主流なので、満年齢で2歳の時に、3歳のお祝いを行うことになります。
しかし、こちらもケースバイケースで良いんです。
満年齢2歳ですと、まだまだ手がかかるし、着物など窮屈な服は嫌がることが多いです。
そんな時は、満年齢3歳でお祝いをしたっていいのです。
また、
- お母さんが妊娠中で体調があまり良くない
- 上のお子さんの受験の準備がある
- 下のお子さんがまだ小さくて手がかかる
- 上の子と下の子の年の差の関係で、2年連続で七五三をすることになる
などの場合も。
そんな時は、満年齢で計算して、兄弟に合わせていっぺんに七五三を行ったり、お宮参りなどの赤ちゃんのイベントに合わせて、七五三を行うケースもあります。
現代の七五三は臨機応変に対応することが多いので、ご家庭ごとに都合のいい年に、行ってくださいね
まとめ
七五三のお参りについてご参考になったでしょうか。
子供が幼稚園在園時、年賀状の色とりどりの着物、礼服に身を包んだお友達のお子さんの年賀状を観るのは楽しみでした。
いつもは子供らしさを存分に発揮している子供たちの、ちょっと緊張した晴れ姿。
成長を観られるので、良いものです。
娘が3歳の七五三の時は、履きなれない草履のせいなのか、足が疲れるとずーと言ってたことを思い出します。
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