高原や山など、自然の溢れるような場所で楽しむ紅葉も素晴らしいですが、鎌倉のお寺で楽しむ紅葉もまた趣があって素敵です。
あじさいでも有名な長谷寺では、期間限定でライトアップされた紅葉を楽しめるのをご存じですか?
そんな長谷寺の紅葉ライトアップ2021の日程等についてお伝えします。
長谷寺の紅葉ライトアップ2021の日程
長谷寺の紅葉ライトアップ2021の日程
【場所】「鎌倉 長谷寺」
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
【ライトアップ期間】
:2021年11月20日(土)~2021年12月10日(金)
【ライトアップ時間】
:日没から18時閉門、18時30分閉山。
※通常10月から2月の間は8時から16時30分、17時閉山ですから、その後の時間を延長しての夜間特別拝観のイベントになります。
【拝観料】
:大人400円
:子供200円
※悪天候による中止もあります
【アクセス】
🚃(電車)
:江ノ電で長谷寺駅下車徒歩約5分
小田急線藤沢駅からでも江ノ電に乗って長谷寺駅下車で行くことが出来ます。
🚌(バス)
:JR横須賀線鎌倉駅からバスで長谷観音
🚗(車)
:横浜横須賀道路の朝比奈ICから県道204号で30分程です。
【駐車場】
長谷寺の駐車場は普通車30台の広さで30分300円
周辺にも民間の駐車場はありますが、有名な観光地である鎌倉ですから道路も混雑することは必至です。
ですので公共交通機関を利用することをおすすめします。
【HP】:「鎌倉 長谷寺」
※通路で三脚は使用できませんから写真撮影は手持ちでお願いします。
原則としてペットの入山は禁止です。
やむを得ない場合はキャリーケースなどに入れての同伴になります。
全身を完全に入れた状態でふたやファスナーは開けないで下さい。大きさや種類によっては断られる場合もあります。
もちろん、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)は、同伴出来ます。
長谷寺紅葉ライトアップの見どころ
動画の2分20秒位から青くライトアップされた、長谷寺の本堂や阿弥陀堂が幻想的!長谷寺は観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹の上境内の2つに分かれています。
入山口は下境内で、入ると妙智池と放生池の二つの池があり、その周囲を散策できる回遊式庭園になっています。
上境内には本尊である長谷観音(十一面観音菩薩像)が安置されている観音堂があり、海や鎌倉の街を一望できる見晴台や傾斜を利用した眺望散策路等があります。
この散策路には、あじさいの時期には40種以上2500株のが植えられ、梅雨になるとたくさんの人で賑わいます。
山全体が紅葉した銀杏やもみじ、けやき、カエデなどに覆われる様子はとても美しく、池のほとりのカエデは人気の撮影スポットにもなっています。
他にも、青い光にライトアップされた阿弥陀堂では、その青い光と金色の阿弥陀様がとても美しい姿を見せてくれます。
観音堂も青く輝き、観音堂と経堂の間の紅葉や竹林も別世界に足を踏み入れたような感覚にさせてくれる事でしょう。
麓に降りてくると弁天堂脇の紅葉や、幻想的な様子の弁天堂の中や書院の様子も見逃せません。
長谷寺の紅葉の見ごろは、通常はライトアップの期間と同じ11月下旬から12月上旬ですが、相手は自然です。多少ずれる場合もある事を考慮して下さいね。
長谷寺の和み地蔵(なごみじぞう)
長谷寺には、とても可愛らしい「和み地蔵」「良縁地蔵」
台座を含んで1m20cmもある大きな石んこ地蔵が1体と、三人の石んこ地蔵が3体います。
「和み地蔵様」の場所
大きな「和み地蔵様」は、長谷寺の山門から入って右手の写経場に向かう途中の放生池の近くにいます。
「良縁地蔵様」の場所
三人の石んこ地蔵(良縁地蔵様)が3体あり、それぞれ名前がつけられています。
「石んこ地蔵三人うたごえ」
☆観音堂への参道石段途中に良縁地蔵様がいます。
「石んこ地蔵三人家族」
☆眺望散策路の真ん中あたりに良縁地蔵様がいます。あじさいの時期には、たくさんの人が一緒に写真を撮ってますよ。
「石んこ地蔵三人日だまり」
☆経蔵左横の竹林の所に良縁地蔵様がいます。
長谷寺紅葉ライトアップの混雑状況
長谷寺の紅葉ライトアップ(夜間特別拝観)。今年も人気があり多くの人が訪れています。ライトに照らし出された観音堂や色づいた木々は幻想的です。12月10日まで。時間は日没~18時閉門、18時半閉山です。
鎌倉ガイド協会「市民協働ツイート事業」 pic.twitter.com/1mzKXftcPj
— 鎌倉市観光課 (@kamakura_kankou) 2017年11月28日
土日祝は、混雑しますので、平日がおすすめです。
夕方5時頃が入場のピークになります。
しかし、ライトアップされている時間はおよそ1時間から1時間半ほどしかありません。
そして時間が来ると照明は落とされてしまいます。
暗くなってから入場しようとすると中に入るのに時間がかかってしまう事もありますから、明るいうちから入場しておく事をおススメします。
長谷寺のライトアップはとても有名です。
多くの人が足を運びますから、早めに中に入って夕暮れと共に徐々にライトアップされていきます。
少しずつ変わっていくその様子を見るのも良いのではないかと思います。
自然が織りなす色とりどりの美しい紅葉を歴史ある鎌倉のお寺で楽しむ事が出来るとても良い機会ですから、多少混雑しても見に行く価値はあると思います。
灯りがともされた長谷寺と書かれた赤い大きな提灯が目印です。
長谷寺の歴史
天平8年(736年)の開創以来、その長い長い年月の間にたくさんの人々の信仰を集め現在に至っています。
毎月18日はご本尊の十一面観音菩薩の御縁日、それにちなんで観音会や写経会
春と秋には門前商店会主催の鎌倉長谷の市など、様々な行事が行われます。
老朽化した長谷寺宝物館が開設から35年目の平成27年に新たに長谷寺ミュージアムとして生まれ変わり、観音菩薩の教えをよりわかりやすく伝える事を目的とした努力も続けています。
観音さまは正式には観世音菩薩又は観自在菩薩などと言い世の中の救いを求める声を自在に聞くという意味があるそうです。
本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る「木彫仏」
あらゆる願いに応える為に観音様は様々な姿に変化していったのです。
まとめ
長谷寺の紅葉ライトアップ2021の日程等についてのまとめは、ご参考になったでしょうか。
秋が深まって一日の気温差が大きくなってくると、木々の葉っぱが色づき美しい紅葉の季節がやって来ます。
観音様をご本尊とする長谷寺に広がる美しい紅葉を見に、今年の秋は是非長谷寺へお出かけになってみませんか?
一味違った紅葉狩りになることでしょう。
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